出版社内容情報
ギャンブルライター山崎一夫の牌にまみれた人生を、エッセイとサイバラ画でおくる亜流麻雀本!
内容説明
「博打は出世の早道だ」と言い放って世間をナナメに渡り、銀玉親方こと山ちゃんはその野望を点棒に託した。ひねもす牌を握りカモネギたちと壮絶な戦いを繰り広げる山ちゃん。しかし、ホームレスになるわ、店をつくったはいいがニキビより簡単につぶすわ、それはそれは激しく、うたかたな半生を送ることになったのだった―。本書は、山ちゃんコラムとサイバラ漫画でつづる、雀卓という四角いジャングルに勇猛かつ無謀に挑み、あげくに正業を失い、あろうことか失踪までも余儀なくされ散っていった雀士たちに送る鎮魂の書である。
目次
第1章 山ちゃん物語(博打は出世の早道じゃい!!;山ちゃん物語うそホント ほか)
第2章 カモネギ白書(島本なめダルマ親方;オラが街の名物マスター ほか)
第3章 山崎式麻雀寺子屋(山ちゃんの麻雀寺子屋;苦悶式三四教室―変則多面チャンの基本をマスターしよう ほか)
著者等紹介
山崎一夫[ヤマザキカズオ]
1953年高知県生まれ
西原理恵子[サイバラリエコ]
1964年高知県生まれ。武蔵野美術大学在学中に『ちくろ幼稚園』で漫画家デビュー
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