角川文庫 角川ソフィア文庫
フランスには、なぜ恋愛スキャンダルがないのか?

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  • サイズ 文庫判/ページ数 261p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784043500017
  • NDC分類 384.7
  • Cコード C0136

内容説明

ミッテラン大統領に隠し子がいた!しかし、本人をはじめフランス人の反応は平静そのもの。“Et alors?(それで)”日本やアメリカと大違いのこの状況、フランス独自の恋愛文化に秘密があった…。フランス人にとって、恋愛とは生きることそのもの。愛を語り愛に生き、「ふたりの関係」を至高の芸術作品に創りあげるカップルたち。この熱い熱い情熱は、いったいどこからほとばしるのか?恋愛の歴史、恋愛観、現代恋愛事情まで、フランス的精神の粋に迫る“アムール”の書、決定版。

目次

第1章 恋愛スキャンダルのない国
第2章 すべての人間関係は“恋愛”の匂い
第3章 恋愛の歴史―フランスをかたちづくったもの
第4章 恋愛至上主義のウラにあるもの
第5章 現代フランスのカップル形態
終章 フランスには、なぜ恋愛スキャンダルがないのか?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nranjen

5
図書館本。1990年代、おそらく地球の裏表ぐらい異なる男女関係が展開されていた、フランス社会におけるカップル、一人の人間と一人の人間との関係が、どのように出来上がってきたのか、その制度の変遷も含め、説明したもの。宮廷社会、キリスト教、共和制におけるブルジョワ社会、それからボーヴォワールに1968年革命…。『エミール』に続編があったとは驚き。2020/11/28

ひろただでござる

0
ありきたりの内容でつまらなかった。2012/06/18

AA

0
フランスにおける恋愛スキャンダルの位置づけから、フランス人の恋愛観やそれを取り巻く歴史・法律についてわかりやすく解説されている。確かに子供は、母親Aと父親Bの子供、でいいよね。どこの「家」の子じゃなくて。

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