角川文庫<br> パズル・パレス〈上〉

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角川文庫
パズル・パレス〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 352p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784042955108
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

史上最大の諜報機関にして暗号学の最高峰、米国家安全保障局のスーパーコンピュータ「トランスレータ」が狙われる。対テロ対策として開発され、一般市民の通信をも監視可能なこの存在は決して公に出来ない国家機密だった。が、この状況に憤った元局員が、自ら開発した解読不可能な暗号ソフトを楯に「トランスレータ」の公表を迫る。個人のプライバシーか、国家の安全保障か。情報化時代のテロをスリリングに描いたスリラー。

著者等紹介

ブラウン,ダン[ブラウン,ダン][Brown,Dan]
1964‐。米ニューハンプシャー生まれ。アマースト大学を卒業後、英語教師から作家へ転身。1998年、『パズル・パレス』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mariya926

118
ダン・ブラウンのデビュー作。いつか読むだろうと思って、今読んでいます(笑)指輪の暗号を探すために、なぜか婚約者が派遣されます。主人公と婚約者と登場人物が次々と変わって書かれているので、少し紛らわしい時も…。私は名前を覚えるのが苦手なのと、短い感覚で変わるので、ちょっと読みにくかったです。日本人も出てきているけど、不思議な名前でしたし。2021/06/08

nobby

102
文庫にて再読。ダン・ブラウン処女作のテーマは暗号。その舞台はNSA(国家安全保障局)、米国機密情報を保護する政府機関だが国民の3%しか知らないという「“ノー・サッチ・エージェンシー”」。世界屈指の解析処理能力を持つスーパーコンピュータをめぐる情報管理の攻防はいかに!?個人的にはラングドンシリーズよりも好み。視点切り替えて短めな章構成が、程よい場面転換と物語の緊迫を生んでおり、実は上巻で描かれるのは一日に過ぎない。スペイン編が少し都合良過ぎるのはご愛嬌(笑)。段々と胡散臭さ増す展開を気にしながら早速下巻へ♪2018/05/08

absinthe

71
暗号の秘密が刻まれた指輪を追っての追跡劇、それと同時にNSA内部でも暗号解読の作業が進められる。内部に裏切りの気配もあり目が離せない。場面切り替えも多くスピーディーだ。読めばそれなりに面白いがお勧めするほどではない。薀蓄の暗号の話は、専門用語が多いがほとんど誤用で技術的な会話にほぼ意味はない。そういう所に突っ込みを入れるのは筋違いだが、意味がない専門用語にページ数を使いすぎだろう。 本作はブラウンの処女作だそう。その割にはよくできているといった感じ。 下巻に進む。2016/01/23

ねむねむあくび♪

63
図書館の本。上巻しか無くて、夢中で読んで激しく後悔!(。>д<)『…つ、続きが気になるぅ!!(T△T)』夕方の慌ただしい時間に台風が来る前にと、自転車で図書館に駆け出した!ダッシュ!-=≡ヘ(*・ω・)ノ!しかし、図書館の棚に無かった…( ノД`)…。帰ろうとしたその時、返却棚にポツリと残った1冊(´✪ω✪`)キラーン!まさかな~(ヾノ・∀・`)ナイナイ…。でも一応…ヾ(^^ヘ)ええ?Σ('ω'ノ)ノ!うそ!ホントー!!(✪▽✪)ヤッタア!\(^o^)/ と言うわけで(笑)さあ、下巻読むぞー!2014/08/08

ntahima

58
特に好きな作家ではないと言いながらラングドン・シリーズはしっかり読んでいる。処女作と言うべきか習作と言うべきか…『ダ・ヴィンチ・コード』のミリオンヒットがなければ文庫化されなかった筈。CIAが登場するミステリは多いが最強の盗聴機関NSAを扱った作品は珍しい。エンセイ・タンカドとトクゲン・ヌマタカという珍妙な名の日本人が登場するが前者は何と関西のD大卒。欧米作家のミステリに母校が登場するのは恐らくこれが初めてだろう。最後かも?悪役NSA職員はいつも豆腐を丸齧りし日経新聞の名もチラリと出る。実に妙な日本趣味。2011/08/20

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