内容説明
恋に失望し、むなしくバーで独り酒を飲むクリスティーン。そんな彼女の前に、神と名乗るハーレーに乗った男が現れる。彼は、彼女が本当の生き方を見つけるために現れたのだという。いかがわしく感じながらも、彼の魅力に引き込まれたクリスは、そのアドバイスに耳を傾ける。好きだけれども忙しすぎる看護婦という仕事、高額の家賃を払っているマンション、思い出のためだけに取ってある膨大な洋服や本…。次第にクリスは自らのばかげた虚栄心に気づき、本当に自分の人生に必要なものは何なのかに目覚め始める…。シンプルに生きたいと願うあなたに贈る、心暖まる魂の寓話。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Charlie
3
本当に必要な生活費を賄える程度に勤務時間を減らす、本当に必要なだけの衣類(ジーンズ、Tシャツ、下着)だけにするというようなボランタリーシンプリシティの要素だけでなく、今を味わう、やりたい事だけをするという精神的要素も良かった。2014/06/23
saori-san
1
色々疲れた時にオススメしたい一冊
yokomitz
1
1999年7月3日 (土) という、初読した日付を今でも諳んじることが出来るのが、我ながら自分らしい。大学院･修士2年目の、がんじがらめの前期終盤に、偶然手に取った本。夕方のデート前 (笑) までに、一気に読了したのも「ほろ苦い思い出」です。 女性主人公の小説にも、難なく入り込めるというのが、これまた我ながら不思議。約15年ぶりに紐解いてみましたが、思えばペーパーバック原書も、オーディオカセットもAmazon.comから注文したほど。また、僕も「ジョー」に教えを請いたい今日この頃です。2014/04/03
カニ子
1
お友達に薦められて購入した本。 20代半ば当時はピンとこなかったけど、入社ン年目になると（笑）なんかシミジミとしみわたる感じがする本です。働きすぎちゃったり、恋愛で疲れた女性にお薦め。 タイトル通り、ホントに「大人の寓話」という感じです。2007/04/18
aoi
0
★★★★☆2016/09/22
