内容説明
「エイリアン」は極秘裏に、兵器開発社会によって史上最強の生物兵器を創ろうと、地球に持ち込まれていた。一方、国家軍隊はエイリアン捕獲のために、宇宙船を派遣する。派遣された男はその恐怖を知り尽くしていた。エイリアンの巣窟である惑星で、国家と兵器産業の末曾有の戦いがはじまる。しかし、そのころ、地球上で完全にコントロールされているはずのその生物は、恐るべき生命力により進化しようとしていた…。SFホラーの金字塔「エイリアン」オリジナル・ストーリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ニミッツクラス
2
ノベライズではないエイリアン・オリジナルストーリー三部作の一作目。本書は95年の年末に初版が出ており、また二作目以降の原題も判ってはいるが、なぜか角川ホラーは後が続いていないようだ。本書のあとがきで訳者の布施氏が続編への期待をヨイショしてくれたのだが・・。内容は割り切って読めばとても面白い。まさに「虻蜂取らず」を地で行っている。それと、映画にもあった馬蹄形の宇宙船と大きな異星人の描写は、シリーズに馴染んだ者の心を揺さぶる。でも、仮に主人公たちが活躍しなかったら、結末が違ったのかなぁ?? ★★★★☆☆2012/11/02
Fumitaka
1
最後がやや駆け足だったものの、久々に「エイリアン」の新作を読めた気がしたのでそれはよかった。国家理性とかではない要素に基づいた宗教テロみたいなのを90年代に書いていたのは面白い。制作背景は全然知らないが、3にも「原理主義」みたいな単語が登場している以上、それを意識したのだろうか。2020/09/16
マコト
1
映画シリーズのエイリアンとは別のエイリアン小説。あとがきで続編があると書かれているけど全く出てる様子がありませんね。でも、私が一番好きなエイリアンの小説です。2015/03/28
hikarunoir
1
ダークホース版コミックを底本としている。
No.7
0
古さを感じさせない面白さでした。アメリカっぽい言い回しも心地よかったです。けど、2と3が翻訳されてないのが残念です。2016/06/25