角川文庫<br> 日本の選択 〈8〉 満州事変世界の孤児へ

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角川文庫
日本の選択 〈8〉 満州事変世界の孤児へ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 244p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041954102
  • NDC分類 210.7
  • Cコード C0121

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

加藤久和

8
満州事変に端を発する関東軍の行動の実態を調査すべく、国際連盟より派遣されたリットン調査団の活動の詳細を記した一般書は珍しいのではないだろうか。調査団に対する関東軍の妨害と日本政府の強硬な態度に苦悩するリットン卿。5.15事件を境に政府の方針は「協調外交」から「焦土外交」へと急速に傾斜していくのであった。先の安倍談話において世界経済のブロック化により日本が国際秩序に対する挑戦者になったとの認識が示されたが果たしてそうか?日本に不利とは言えない国際連盟の勧告案をあえて拒否し満州国に執着した結果責任はどこに?2015/08/30

nowhereman134

0
*すごく面白かった。*高倍率の望遠鏡で満州事変という星を覗いているような気分だった。*三国志を読んでいるせいか、馬占山に惚れた。*松岡洋右の主張も、筋は通っている気がした。*ただ、ここから日本の破滅が始まるのだというのがよくわかった。2012/02/20

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