角川文庫<br> 河童の三平〈下〉―貸本まんが復刻版

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角川文庫
河童の三平〈下〉―貸本まんが復刻版

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  • サイズ 文庫判/ページ数 364p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041929322
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0179

内容説明

河童から泳法を教わった三平は、県の水泳大会で優勝。なんと横浜で開催される国体に出場することに。しかし大会当日、屁による空中泳法を披露し、ここでも大騒動を巻き起こしてしまう。その後三平は、宿で出会った魔女の花子と東京にいるはずの母を捜し始めるが、彼は次々と予想外の事態に遭遇してしまうのだった。生きること、死ぬこと。そして友情、喜怒哀楽。少年のさまざまな想いが詰め込まれた大傑作長編漫画、堂々の完結。

著者等紹介

水木しげる[ミズキシゲル]
1922年(大正11年)生まれ、鳥取県境港育ち。徴兵でラバウルに送られ、激戦地で左腕を失うも九死に一生を得て生還した。戦後は、生活のために数々の職業に就く。ふとした縁で紙芝居作家になり、以後、貸本漫画家を経て、大ヒットを飛ばし、人気漫画家に。紫綬褒章、旭日小綬章を受章、文化功労者にも選ばれ、日本の漫画界を代表する巨匠であるが、近年は作品とともに水木しげる本人への人気も高まる。2007年フランスでフランス語版『のんのんばあとオレ』が日本人初のベストコミックブック賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うまかぼー

11
小狸、河童との友情。感動のラストは三平の母さんにだまされた!2013/08/27

袖崎いたる

3
三平の死。…かん平は案外にドライでいる。しかし狸はもう感極まって大親友を亡くしたかのように約束を果たそうとする。その約束に対して、やはりかん平のほうは知ったこっちゃねーと構える。タイトルの「河童の三平」に二つの意味が込められてるのかもしれない。①河童になった三平、②三平として生きる河童。2020/07/22

みーなんきー

3
中身の濃い漫画でしたー。最近は漫画の地位も向上しているけれど、水木さんは、50年も前からこんなに筋書きのしっかりした良い漫画を書いていたんだな。しかも、ゲゲゲの鬼太郎以前は、長年認められずに来たと聞いている。もったいないことだ。三平や河童、たぬきの個性も含め上手に描写している上、新しい出来事に出会う様がとてもなめらかでつい引き込まれてしまう。良作。オススメです。2014/03/31

花紫

1
タイトルが不思議だったが、ラストで解明された。悲しい。2013/02/27

2n2n

0
最後の最後まで、先の読めないストーリーだった。よく収拾つけたものだ、と感心してしまう。2012/08/12

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