内容説明
小島麻子は吉祥寺に住む漫画家。締め切りから解放された朝、14年間暮らした愛猫サバを亡くし、作品もできなくなってしまう。麻子と同じ大学の漫研の後輩のナオミをはじめ、アシスタントたちは麻子が元気になるのを心待ちにしていた。そこに現れたのが、アメリカン・ショートヘアのグーグーだった。グーグーとの毎日で、元気を取り戻した麻子は、新作のアイデアを話し始めたのだが、思いも寄らない出来事が待っていた。
著者等紹介
大島弓子[オオシマユミコ]
栃木県生まれ。1968年に「ポーラの涙」でデビュー
犬童一心[イヌドウイッシン]
東京生まれ。高校在学中より自主製作映画の監督、製作をスタート(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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myunclek
32
限りある命、今を大切に生きなけりゃって今更ながら思わされたりして。いろんな出会いや別れ、これも必然なら怖がっても仕方ない。また、逢える。違う道を選んだとしても絶望することじゃない。お互い認め合う事ができるか、それが大切なのかもな。2016/01/29
かず1号
11
コミック版を読みたくなるような本でした。猫が主人になつき可愛い!抱くと嫌がる我が家の愛猫とは大違い(~_~;)2016/02/28
宇宙猫
10
挫折。漫画の方をイメージしてたんだけど、映画のノベライズなのね。2016/05/02
くらげ@
10
(☆☆☆)雰囲気は好きですが、グーグーがあまりでてこない…。題名の意味は??ナオミの漫画家の麻子への気持ちはよく伝わってきたけれど、彼への行動などはだいぶ自己完結していて周りが大変そう。みなさんの感想を読むと原作とは違うようなので、原作にもチャレンジしてみよう。2015/03/18
井戸端アンジェリか
4
猫メインかと思っての購入だったが違った。病院の裏庭でのチアリーディングにはブワッと涙が込み上げて来た。はな子の飼育係梶原のおじさんがタイ語を一心に習う理由が良かった。グーグーよりもはな子に興味が湧いてしまったよw2012/07/12