角川文庫
夜行列車

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  • サイズ 文庫判/ページ数 226p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041753743
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

新宿発の夜行列車で信州へ一人旅に出たOLの中瀬恵子。だが、彼女は「樹齢八百年の金木犀を見に行く」という絵葉書を残し、消息を絶った。そして恵子の行方を追う父・正治も金木犀の大樹の傍らで轢死した。正治と夜行列車で出会った医師・北里は、二つの事件の背後に見え隠れする男女の存在を突き止めるが、今度はその女性の死体が発見され…。核心に近づくたびに発生する新たな事件。その驚くべき意外な終着駅とは。

著者等紹介

森村誠一[モリムラセイイチ]
1933年熊谷市生。青山学院大卒。10年に及ぶホテルマン生活を経て作家となる。江戸川乱歩賞・日本推理作家協会賞・角川小説賞を受賞。推理小説の他、歴史小説・ドキュメントにも作風を広げている。2004年には作家生活40周年をむかえ、日本ミステリー文学大賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まあさ

2
偶然の連鎖が引き起こした連続殺人でした。列車ミステリーを期待していましたが、そういう意味でのタイトルではなかったようです。2018/04/09

あっこ

0
登場人物のもつれた関係が徐々にほぐれて明らかになっていく過程は楽しめました。ただ、ちょっと偶然が重なりすぎてやしないだろうか、、、とは思ったけど。2018/09/20

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