内容説明
突然言い渡された左遷・リストラ、ニュースで知った自社の合併、大企業のまさかの倒産…。現代ビジネスマンのおかれている状況は、明日をも知れない。いままさに激しい転換期を迎えている日本経済の現状において、次々と湧き起こる企業社会の問題に冴えた先見性を発揮し、ベストセラー小説を次々と生んでいる高杉良と、鋭い社会批判が多大な支持を得ている佐高信が、日本企業の実像と、経済小説誕生の背景にあった秘話を、縦横に語る対談集。
目次
1 金融界はどう変わってきたか(腐敗社会への警告;銀行の明日を問う ほか)
2 サラリーマンに明日はあるか(出世とポスト;組織を追われるとき ほか)
3 あなたの会社は汚れていないか(企業社会のひずみ;企業の光と陰 ほか)
4 人としていかに生きるか(経営者の決断;創業、再建サクセス術 ほか)