Ｋａｄｏｋａｗａ Ｃｏｍｉｃｓ Ａ 宇宙戦艦ヤマト２１９９ 〈第４巻〉

むらかわみちお/西崎義展

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2014/01発売）

• サイズ B6判／ページ数 168p／高さ 18cm
• 商品コード 9784041210130
• NDC分類 726.1
• Cコード C0979

出版社内容情報

敵前線基地を叩いたヤマトはついに太陽系脱出！　そして家族との最後の通信に望む乗組員たちに訪れた変化とは!?　ヤマト2199公式コミカライズ最新刊

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[友和]

もうすぐ新作の映画公開なので再読。「赤道祭」と「シュルツ再戦」のエピソードで、艦長の言葉がとても重い。

2014/11/30

[異世界西郷さん]

冥王星を奪還したヤマトはとうとう太陽系を抜けて遥か外宇宙へ。太陽系赤道祭の家族や知人がいる人、天涯孤独の人、様々な立場の人達の様々な想いが去来して複雑な気持ちにさせられました。ガミラスのシュルツを始め、負け戦と分かっていても故郷に残した家族のために最後の突撃を敢行する人々の姿が印象的でした。彼らの死が、故郷で虐げられている家族達の救いになるというのは喜ぶべきことなのかどうか。戦争を舞台に描かれる様々な悲哀。ささやかな喜び。この作品が長らく続く理由がなんとなく分かったような気がします。

2023/04/08

[Ｄ４Ｃ]

未来、ワープ航法などの今では夢の理論が実現化されて、地球を飛び出し、別銀河へ旅立つとき、母星である地球を後にして、人は何を想うのか。それとも、その時代にはコロニーを始めとした宇宙移民が存在して、地球＝人類の住む場所という構図は過去のものとなっているのかな。

2017/06/16

[nawade]

漫画版では西条さんが早くも登場。いや、存在しているんだから当然なんだけどね。冥王星決戦で敵の戦いの中での生き様を見た古代は戦争に対して葛藤を抱え込んでしまう。この辺は旧アニメの熱血バカな古代、2199の物分りの良い古代とは別の新たな古代像を描いている。この漫画版の古代は人間臭くて良い感じで、一番共感度の高いキャラに仕上がっている。戦争に対する疑問を抑えきれず沖田にぶつける古代だが、そこまで切り込んでくるか～と驚愕した。岬と星名の仲も急接近。コスモゼロの因縁エピソードも良かった。山本が可愛いすぎて困る。

2017/04/26

[V_manbow]

アニメ本編で描ききれなかった描写が満載、しかも深くなっていて、紙面ならではのかみしめて理解したい言葉群もあってとても良い。2199には出て来なかったミーくんが登場してくれて（喜）！！タラン兄弟が並んでるシーンにも感心。コミカライズとはこうあってほしい。

2014/09/02