角川oneテーマ21<br> 歴代首相の経済政策全データ (増補版)

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角川oneテーマ21
歴代首相の経済政策全データ (増補版)

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  • サイズ 新書判/ページ数 303p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784041102633
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C0295

出版社内容情報

大好評につき大幅増補改訂! 日本国民必携の書

吉田、岸、佐藤、田中、中曽根から、民主党政権の鳩山、菅、野田内閣まで、仁政の総理、失政の宰相、前内閣の経済政策を問う。好評に応え7年ぶりに大幅増補!


【目次】

第一章 戦後の処理内閣
 第四十三代  東久邇稔彦
 第四十四代  幣原喜重郎
 第四十五代  吉田茂
 第四十六代  片山哲
 第四十七代  芦田均

第二章 国際社会への復帰内閣
 第四十八~五十一代  吉田茂
 第五十二~五十四代  鳩山一郎
 第五十五代  石橋湛山
 第五十六~五十七代  岸信介

第三章 高度経済成長時代の内閣
 第五十八~六十代  池田勇人
 第六十一~六十三代  佐藤栄作
 第六十四~六十五代  田中角栄
 第六十六代  三木武夫
 第六十七代  福田赳夫
 第六十八~六十九代  大平正芳

第四章 経済大国・行財政改革時代の内閣
 第七十代  鈴木善幸
 第七十一~七十三代  中曽根康弘
 第七十四代  竹下登
 第七十五代  宇野宗佑
 第七十六~七十七代  海部俊樹
 第七十八代  宮澤喜一

第五章 乱連立の時代の内閣
 第七十九代  細川護熙
 第八十代  羽田孜
 第八十一代  村山富市
 第八十二~八十三代  橋本龍太郎
 第八十四代  小渕恵三
 第八十五~八十六代  森喜朗
 第八十七~八十九代  小泉純一郎

第六章 自民党時代の終焉
 第九十代  安倍晋三
 第九十一代  福田康夫
 第九十二代  麻生太郎

第七章 政権交代と民主党内閣
 第九十三代  鳩山由紀夫
 第九十四代  菅直人
 第九十五代  野田佳彦

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゲオルギオ・ハーン

29
吉田茂首相から野田佳彦首相までを政府の予算規模、内訳も見ながら経済政策の概略をそれぞれ書いている。不要な雑学は書かず、客観性を重視して書いているので読みやすかった。経済成長が順調な頃は政権が長いかと思いきや政権争いは激しく、1〜2年で政権が変わることも珍しくなかった。その分、各政権のすることは割とはっきりしている。自民党政権に失望して、他の党が与党になっても官僚と連携できずに国家運営が停滞する流れになるのは日本の特徴かもしれない。やたらとポイントが付く政策を強調するのは麻生政権での成功体験からか。2023/07/02

壱萬弐仟縁

14
冒頭のカラー版戦後日本のデータは貴重。大平正芳首相のとき、一般消費税で選挙に敗北、とある(145頁~)。消費税導入の伏線はみられる内閣。そして、この頃の政治判断に原発建設、稼働の責任がありはしないか。今年95歳となった中曽根康弘首相のとき、民営化が進み、私の両親もその影響を大きく受けた。プラザ合意で円高や産業空洞化が進んだ(160頁~)。候補者の中には、本書すら知識としてもっていない遊説している政治家の卵もいる。話す内容でわかる。竹下登首相のとき消費税導入。橋下龍太郎首相で5%へ↑。小泉純一郎首相は・・。2013/07/06

coolflat

8
歴代首相の経済政策全データと謳っているが経済政策だけじゃない。戦後歴代首相の政治史と言えるくらいの本だろう。因みに戦後間もない東久邇政権から野田政権まで描かれている。通して読めばよく分かるが、所得倍増計画や消費増税や国鉄民営化をはじめとする中曽根行革や小泉の構造改革は、何もその内閣から突然始まった事ではなかった。所得倍増計画は岸内閣で計画されたことだし、消費増税は大平内閣では一般消費税という形で、また中曽根行革は鈴木内閣が出発点だし、小泉の構造改革は橋本行革に起源があった。正に歴史は繋がっているのである。2014/12/26

ごんちゃん

6
戦後の歴代首相27人早めくり。経済政策中心ではあるが、内閣権力闘争史でもあり、あんな人、こんな人いたよね~羽田ってダレ?とか思いながら、結構楽しくよめる。しっかし、短命政権多いわ。総理の平均任期は約2年。政策実行より、ほとんど選挙と派閥抗争に力を費やしている。選挙が多発・・>国民の人気とらな勝たれへん・・>不人気な税金政策等はアカン・・>財政問題等も先送りや・・>負のスパイラルなのねん。いっそ大統領制にならんかな。やっぱ最低4年は腰を落ち着けて、政策に取り組んで欲しいよね。2015/05/15

とみやん📖

3
新書で、戦後経済政策を振り替える、という無謀とも言える試み。教科書のようにエポックの切り売り的な内容になるのは仕方ないか。ただ、私のような素人にとっては逆に俯瞰できてありがたい。冷戦や朝鮮特需など、我が国経済にとってプラスに働いた外的要因を差し置いても、国の舵取りは及第だったのだと思う。2017/05/07

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