シャブ屋の懴悔―西成密売四十年

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シャブ屋の懴悔―西成密売四十年

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  • サイズ B6判/ページ数 271p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041067338
  • NDC分類 368.8
  • Cコード C0095

出版社内容情報

200キロ近い覚醒剤を、仲卸としてさばいた元暴力団組長による手記。前科十二犯、服役累計三十年。西成を拠点に「シャブ極道」として知られた元組長は、なぜ薬物の更正支援活動を始めたのか。売人、使用者としてつぶさに見てきた覚せい剤の恐怖。溝口敦氏による序文・対談収録。

木佐貫 真照[キサヌキ マサアキ]
著・文・その他

溝口 敦[ミゾグチ アツシ]
著・文・その他

内容説明

前科十二犯、服役三十年、さばいた物量200キロ。

目次

序章 ムシがわく
第1章 覚せい剤による悲劇
第2章 とある小売人の更生
第3章 シャブ中毒からの再生
第4章 シャブ屋前夜
第5章 密売四十年
第6章 人生最悪の事故
第7章 悪は善に変われるか
終章 シャブ屋の懴悔
付録 前科者の決意(野本利幸)
対談 更生支援と日本達磨塾(木佐貫真照×溝口敦)

著者等紹介

木佐貫真照[キサヌキマサアキ]
日本達磨塾代表、元暴力団組長。1946年8月、鹿児島市桜島生まれ。18歳の時に鹿児島で暴力団組織の構成員に。その後大阪に出て関西護国団・谷田哲雄氏の舎弟となり、覚せい剤密売を始める。以後40年あまりで200キロ近い量の覚せい剤をさばき「シャブ極道」として名を馳せる。五代目山口組系山健組内太田興業・太田守正氏の舎弟となり、大阪市浪速区大国町に「木佐貫総業」を設立。前科12犯、服役年数累計30年。現在は贖罪の意味を込めて、覚せい剤に関する講演・執筆活動を行うとともに、覚せい剤依存症者更生支援団体「日本達磨塾」を設立し活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

carl

20
登録者9って感じでした。2018/11/30

チェアー

13
覚せい剤の密売人という経験を生かして、更生者を支援するという趣旨は多としたい。ただ、途中まで医学や行政のバックアップを求めず、覚せい剤経験者による運営を目指していたのが気になった。覚せい剤は本人の意思を完全に破壊するため、更生には医学的、社会的なアプローチはどうしても必要になる。試行錯誤はあると思うが、最終的に筆者の思いが通じますように。2018/12/09

Daisuke Oyamada

6
著者は40年あまりで、200kgの覚せい剤をさばき、 前科12犯、服役年数累計30年。 現在は罪滅ぼしの意味を込めて、覚せい剤依存症者更生支援団体「日本達磨塾」を設立し活動している様子が描かれています。 なぜ売りさばく側から、支援側に移ったのか。 最後の服役前に、交通事故で同乗していた女性を殺したという。 覚せい剤は睡眠欲を奪う。 そのため、薬が切れたとき凄まじい倦怠感を・・・ https://190dai.com/2023/01/29/シャブ屋の懺悔-西成密売四十年-木佐貫真照/2023/01/25

さくら

2
元ヤクザで元組長且つ麻薬売人だった人の著書。前科十二犯、人生の半分くらいは刑務所の中。かなり経歴に驚いた。文章を読んでいると、この方はヤクザの時から人に好かれていたのだということが分かる。覚せい剤が原因で、人を死なせてしまった罪は決して消えない。それでも、何をすべきか。そう考えた男性の生き方が書かれている。2023/07/14

toolate_life

1
才能の使いどころを間違えたカリスマ2020/06/19

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