Ｋａｄｏｋａｗａ Ｃｏｍｉｃｓ Ａ 機動戦士クロスボーン・ガンダムＤＵＳＴ 〈３〉

長谷川裕一（漫画家）/矢立肇

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2017/08発売）

• サイズ B6判／ページ数 196p／高さ 19cm
• 商品コード 9784041059883
• NDC分類 726.1
• Cコード C0979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[だまし売りNo]

闇落ちしたように思われたフォントの真意が語られる。天下三分の計を目指していた。公務員的な机上の効率性では地球連邦のような統一政府になるが、現実性がない。そのために諸葛孔明の天下三分の計を地球圏で実現しようとする。これは連邦という仕組みの欺瞞を明確に指摘している。 しかし、地球連邦は三大勢力の一つになる資格もないだろう。地球連邦が残ると、そのイデオロギーから統一を目指そうとし、紛争の火種になる。冷戦終結でソビエト連邦が解体したように地球連邦も解体しなければ平和にならないだろう。

2023/12/31

[わたー]

★★★★★トレスさんが所帯を持って、娘までいることに、前作から15年という時の流れを感じる。真意を秘めたままアッシュと再び対峙するフォント。読者にだけは彼の考えのほんの一端が開示されるが、天下三分の計を地球圏で実現できるのだろうか。それはそうと、MSのゲテモノ化に歯止めがきかなくなっていて素晴らしい。これぞ長谷川ガンダム。

2017/08/27

[十二月の雀]

面白さがどんどん加速する。まず下半身だけでMSを見分ける宿題を出される。束の間の休息、からの黒幕フォント！なんといっても、なんといっても、宇宙世紀でガンダムファイトをやりだすなんて……、感激に打ち震えた。わざわざガンダムのマスクして！おバカ！長谷川裕一のおバカ！大好きだ！！この流れだと木星も参戦か。変態MS祭りが加速する。ガンダムファイト……レディーゴー！！

2017/08/26

[たけとり]

ストーリー的には、なるほどそうくるかという展開。しかし組んでいる相手は前の巻でクズな言動してましたけど、「花嫁」から絡みで足下を掬われないか心配ですなあ…。それとも連邦の中ではまともな部類だったのかな…w

2017/09/05

[北白川にゃんこ]

歴史とガンダムを見事に融合させるなあ。世界の安定のために！毎回楽しみだね。あったなあムーンムーン。

2017/08/27