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とことん板谷バカ三代―オフクロが遺した日記篇

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  • サイズ B6判/ページ数 319p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041035559
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

母が遺した闘病日記にはバカな板谷家への愛があふれ…。感動エッセイ!

オフクロがこっそり遺した闘病日記とともに、
板谷家の大ピンチと相変わらずのバカぶりを板谷節炸裂で描いた、
大ヒット「板谷バカ三代」シリーズ史上、最高に笑っちゃうのに涙が出ちゃう感動エッセイ!

バアちゃん(著者の祖母)、ケンちゃん(著者の父)、セージ(著者の弟)という、メガトン級の三バカによる戦慄のバカ合戦が描かれ、日本を揺るがす
笑撃の大ヒットとなった『板谷バカ三代』『やっぱり板谷バカ三代』。そのバカ家族を支えてきたのが、しっかりもののオフクロ(著者の母)でした。
そのオフクロは残念ながら肺癌で2006 年に亡くなりましたが、実は亡くなる直前まで、家族に内緒で4 年間も日記を書いていたことが発覚。最初はどうしても読めなかった著者が七回忌を機にページを開くと、そこには家族への愛情がいっぱい……。しかし、思い切りバカ家族を罵倒する言葉も……!
本作品はその日記をダイジェストで取り上げ著者が感想を添えた、笑って泣ける感動作。もちろんバアちゃん、ケンちゃん、セージらの相変わらずの日々のバカっぷりもエッセイで紹介しています。
自身の命を見つめながらバカ板谷家を支え続けたオフクロと、オフクロを今こそ支えねばと思いながらも騒動ばかり起こす板谷家の面々の愛あふれる日々……笑いと感動で涙と鼻水が止まりません!

内容説明

オフクロがこっそり遺した闘病日記とともに、板谷家の大ピンチと熱い絆を板谷節炸裂で描いた、大ヒット「板谷バカ三代」シリーズ史上、最高に笑っちゃうのに涙が出ちゃう感動エッセイ。

目次

さよなら、ブカのおじさん―炸裂!人間トーマス
検査結果とバアちゃんの死―バアさんからのマル秘プレゼント
三大甘えん坊星人と孫娘の病気―次なる大き過ぎる試練
ノンストップ!ケンちゃんの酒癖―日本一怖い甘えん坊ヤクザ
息子の嫁との確執―オフクロを刺激し続けるゲーマーな嫁1
天丼のタレと動物のニオイがする革ジャン―頻発!ケンちゃん&セージの口ゲンカ
それでも相変わらず酒に呑まれるケンちゃん―もう一人の妖怪、瀬戸さん
鬱との闘い―バカの万年3割バッター(前編)
それでも大酒を止めないケンちゃん―バカの万年3割バッター(後編)
瀬戸湾台風!!―さらに猛威をふるう瀬戸さん〔ほか〕

著者等紹介

ゲッツ板谷[ゲッツイタヤ]
1964年東京生まれ。暴走族やヤクザ予備軍として10代を過ごし、紆余曲折あってフリーライターになり様々な媒体で活躍。2006年に脳内出血で倒れるも無事生還(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

booklight

23
西原理恵子経由で知っていたゲッツ板谷。癌で亡くなる直前まで書いていた母の日記の紹介でした。バカ三代(祖母、父、弟)というぐらいのなので、笑える話は多いものの、メインは闘病記。家族の救世主ライン(祖父、母、妹)の一人の母が、家族や親族や友人のことをあれこれ心配しながら、自分の病気のことも気にして前向きに生きようとしている姿と、結局はそのまま亡くなってしまうことに、静かな衝撃をうけた。人はこうやって、生の中で埋もれたまま死んでいくんだと。バカ話が面白いほど、死の平凡さ、絶対的な事実が重く残る。2021/10/24

keith

22
久々のゲッツの新刊。しかもバカ三代。期待がいやがうえにも高まったけど、内容は亡くなられたお母さんの闘病日記でした。お母さんの日記に対するゲッツの軽妙なコメントはついてるものの、読んでいてつらいものがありました。もうバアさんも、ケンちゃんもいないんですね。ご冥福をお祈りします。2016/02/14

緋莢

19
立川最強(最凶、最狂)の板谷家。特にバアさん、ケンちゃん(著者の父親)、セージ(著者の弟)は核兵器級のバカ。そのバカから一族を必死に守る救世ラインの一人・オフクロ。肺がんにかかり、2000年に手術するも、1年半後に再発。2006年の年末に旅立った。そんな彼女が2003年の1月1日から、亡くなる数日前まで書いていた日記に著者の感想を加えたエッセイ。2016/06/11

西

17
良い日記だなと思う。板谷さんのお母さんの優しさ、悩み、葛藤、喜びにあふれていて、会いたいと思う日記。人は同じようなことに悩み、そしてそれを乗り越えて、また同じことで悩み、そしてまたそれを乗り越えていくんだなと。人の成長なんてほんと小さい成長、だけど同じようなところをループしているようにみえて、ほんの少しだけでも上にいっているんだなとも思う。らせん階段みたいな感じかな。家族だからこそ、話せるときに話しておくべきだなと。自分ももっとさっぱりとした人間を目指したい。2018/12/30

arisaka

12
板谷バカ三代シリーズ三作目にして最終巻。お母上が残した闘病日記に、ツッコミと補足をいれていくという構成で、過去シリーズの裏補完みたな関係になっていて、あのエピソードの裏にはこんなことが……としみじみとしていまう。これで、前に進める。でも、過去はいつも胸の底にあるよね。2016/01/01

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