角川文庫<br> 角川映画―1976‐1986 (増補版)

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角川文庫
角川映画―1976‐1986 (増補版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 384p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041026175
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0195

出版社内容情報

読んでから見るか、見てから読むか。

●「読んでから見るか、見てから読むか。」 日本映画に革命を起こした角川映画最初の10年を描く!角川映画40周年記念で大幅加筆で文庫化!
1970年代半ば、低迷していた日本映画界に登場した角川映画は、日本初の本格的メディアミックスだった! 小説と映画と主題歌をヒットさせ、ベストセラー作家とスターを生んでいく。「犬神家の一族」に始まり、「野性の証明」「復活の日」等の大作、「セーラー服と機関銃」「時をかける少女」等のアイドル映画。疾風怒涛の10年を描くノンフィクション。
2016年「セーラー服と機関銃-卒業-」(主演・橋本環奈)、「エヴェレスト 神々の山嶺」(主演・岡田准一、阿部寛)など角川映画40周年記念映画が公開。本書も待望の文庫化!角川春樹のその後、角川歴彦の「新生角川映画」も大幅加筆で描いた増補版!

<目次>
序章 一九七五年
●第一部 疾風編
第一章「犬神家の一族」から始まったー一九七六年/第二章「人間の証明」での「証明」ー一九七七年/第三章「野性の証明」でのスター誕生ー一九七八年/第四章「復活の日」へー一九七九年から八○年
●第二部 怒涛編
第五章 模索ー一九八○年から八一年/第六章 栄冠ー一九八二年/第七章 頂点ー一九八三年/第八章 明暗ー一九八四年/第九章 翳り(かげり)-一九八五、八六年
●終章 その後
文庫版のためのあとがき
●資料編
参考文献/角川映画 作品データ 1976-2016/キネマ旬報ベスト・テン 1976-1986

内容説明

「読んでから見るか、見てから読むか」―1970年代半ば、低迷していた日本映画界へ彗星のごとく登場した角川映画は、日本で初めての本格的メディアミックスだった!小説と映画と主題歌をヒットさせ、ベストセラー作家とスターを生んでいく。『犬神家の一族』に始まり、『野性の証明』『復活の日』等の大作、『セーラー服と機関銃』『時をかける少女』等のアイドル映画。疾風怒涛の角川映画最初の10年を描くノンフィクション。

目次

第1部 疾風編(『犬神家の一族』で始まった―一九七六年;『人間の証明』での「証明」―一九七七年;『野性の証明』でのスター誕生―一九七八年;『復活の日』へ―一九七九年から八〇年)
第2部 怒涛編(模索―一九八〇年から八一年;栄冠―一九八二年;頂点―一九八三年;明暗―一九八四年;翳り―一九八五、八六年)

著者等紹介

中川右介[ナカガワユウスケ]
1960年東京都生まれ。早稲田大学第二文学部卒業。アルファベータ代表取締役編集長(2014年まで)として、音楽、映画等の書籍・雑誌を編集・発行。そのかたわら、クラシック音楽、歌舞伎、映画、歌謡曲について執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

厩戸皇子そっくりおじさん・寺

80
【雑感】面白かった。私の幼年~少年期の大切な文化史である。たまに思うが、あの頃の角川文庫があんな風でなかったら、私は今頃読書を楽しむ人間になってなかったんじゃないかと思う。繰り返し流れるCMに、観る予定も無い角川映画の内容を想像してワクワクしていた少年時代。そして本屋で手に取った角川文庫のラインナップを見ると、それはエンタメ小説を中心にした神秘的世界だった。想像に過ぎないが、私の父祖の世代が乱歩だの新青年だの立川文庫だのを楽しんだワクワク感と同じものを角川文庫に与えてもらったのだと思う。角川映画に感謝。2017/01/29

goro@80.7

59
「犬神家の一族」から始まった角川映画の10年を総括したものだけど、いやぁ~ギラギラした濃密な10年間だったと改めて思う。ど真ん中にいた身としてはとても贅沢なじかんだった。特に薬師丸ひろ子さんにノックアウトされたから良く観に行った。名画座にかかっても入れ替え制だった。その時代を知る人にとってこれは夢中になれる本です。春樹氏がいなければ薬師丸も原田知世もいないし、多くの新人監督も世に出ていないし良くも悪くも日本映画界を牽引し脂ぎった時代を作った。共に過ごせて幸せな時間でした。2021/03/08

森オサム

41
本作に書かれた10年は、私にとっては8歳から18歳の間に当たる。正に少年時代である。映画館で観た作品が沢山紹介されているのも楽しいが、この時代とにかく原田知世が大好きだった事を思い出す。デビュー作のドラマを観た事、「時をかける少女」を家で観るためにビデオデッキを買った事。レコードも、表紙が映画の写真になった原作本も、雑誌「バラエティ」も全部集めていた事。あれから30年経った。歳を取るのは嬉しくは無いが、思い出が増えるのは悪く無いのかも知れない。我が青春の角川映画、いくつか観直してみたい。そんな気になった。2016/05/20

Isamash

31
クラシックジャーナル編集長中川右介(1960年生)2014年発行著者。角川映画リストを見ると自分が10作品と結構見ていたことに驚かされた。ただ製作背景は知らなかったので興味深く読めた。大林宣彦が角川最多数監督とは知らなかったし、オーディションにおける薬師丸ひろ子及び原田知世の審査員つかこうへい氏への角川春樹のプッシュエピソードは初耳。そもそも春樹のつかこうへいのベストセラー作家化や蓮田行進曲と角川の関係性も初めて知った。角川春樹が、市川崑監督を知らしめ、高倉薬師丸のスター映画とWの悲劇を産んだことには感謝2023/11/23

kei-zu

22
他の本の角川春樹氏へのインタビューで本書が取り上げられ、同氏が「勝った側から歴史だね」と発言したのを読んでいたので、増補に当たり同氏に取材を行ったと「まえがき」で読んで、いささか心穏やかではありませんでした(本書に特段の記述はありませんが)。 増補前の単行本も読んでいましたが、あらためて春樹氏への取材により浮き上がる「あの頃の角川映画」。こうしてみると、なんと濃厚な10年間であったことか。自らの青春期に重なった幸せを感じざるを得ません。2023/10/19

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