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土方歳三〈上〉

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  • サイズ B6判/ページ数 359p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041019825
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

多摩に生まれ、乱暴者として周囲の手を焼かせながらも、歳三の胸には熱い思いが煮えたぎっていた。「強くなりたい」。近藤や沖田と出会い、運命は大きく動き出していく。「鬼の副長」になるまでの成長を描いた上巻。

内容説明

幕末の激動を駆け抜けた男の生き様を描いた歴史大作、成長編!日野の豪農の家に生まれながら、生来の負けん気の強さから周囲の手を焼かせていた土方歳三。ある日たまたま喧嘩の助太刀に入ったことで、勝五郎という少年と知り合う。これがのちの近藤勇との出会いであった。勇と話すうち、歳三はある決意を抱く―「強くなりたい。強くなって、必ず武士になってやる」。勇や沖田総司ら試衛館の仲間とともに過ごし、剣の腕を磨く毎日を送っていたが、京の治安を守る浪士組の結成を持ちかけられたことで歳三の運命は大きく動き出していく。働きを認められ「新選組」となった浪士組は、尊王攘夷派による大峰起計画の手がかりをつかみ、旅篭・池田屋に踏み込むが―!?歳三の少年時代から新選組の「鬼の副長」になるまでの成長の日々を、いきいきと色鮮やかに描き出した上巻。

著者等紹介

富樫倫太郎[トガシリンタロウ]
1961年、北海道生まれ。98年に『修羅の跫』(2003年、『地獄の佳き日』と改題)で第4回歴史群像大賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とし

110
土方歳三(上)司馬遼太郎の燃えよ剣とはまた違う土方歳三を知ることが出来きました、二度の奉公の失敗や近藤勇とのやりとり、沖田総司との掛け合いなど堅苦しくない土方歳三像が良いですね。2018/10/11

Die-Go

80
新選組副長、土方歳三の生涯を富樫倫太郎の筆で追う。上巻は、幼少期から池田屋事件まで。土方歳三の場合、その最期をいかに描くかで良し悪しが変わってきてしまうと思っているので、下巻を読んでみないことにはまだ判断はできない。でも、今のところそれなりに面白い。★★★☆☆2017/06/24

優希

76
幼少からの土方歳三が描かれているのが新鮮でした。土方さんがやたら人間臭く感じ、親しみを持てます。土方さんと総司の関わり方がいい感じでした。創作部分も多いかもしれませんが、その要素を上手く生かしているのではないでしょうか。等身大という感じなので楽しく読むことができました。司馬遼太郎さんの『燃えよ剣』と比較すると薄く感じますが、これはこれで面白かったです。2015/07/18

starbro

70
新選組関連の小説はかなり読んでいますが、今までは新選組が結成されてからの物語が多かったので、土方歳三の幼少期から書かれている本書は、新鮮でした。ほとんど創作でしょうが、土方歳三の女性に対する立ち居振る舞いも痺れます。上巻は一気読み、下巻にも期待したいと思います。トータルの感想は下巻読了後に。2015/07/06

ベロ

50
★★★★☆ 土方歳三といえば燃えよ剣が代表的やけどその次ぐらいに面白いし読みやすい。2018/05/19

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