角川文庫<br> マリアビートル

個数:
電子版価格
¥814
  • 電書あり

角川文庫
マリアビートル

  • ウェブストアに93冊在庫がございます。(2024年04月26日 21時58分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 592p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041009772
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報



伊坂 幸太郎[イサカ コウタロウ]
著・文・その他

内容説明

幼い息子の仇討ちを企てる、酒びたりの元殺し屋「木村」。優等生面の裏に悪魔のような心を隠し持つ中学生「王子」。闇社会の大物から密命を受けた、腕利き二人組「蜜柑」と「檸檬」。とにかく運が悪く、気弱な殺し屋「天道虫」。疾走する東北新幹線の車内で、狙う者と狙われる者が交錯する――。小説は、ついにここまでやってきた。映画やマンガ、あらゆるジャンルのエンターテイメントを追い抜く、娯楽小説の到達点!

著者等紹介

伊坂幸太郎[イサカコウタロウ]
1971年千葉県生まれ。東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で、第5回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しデビュー。04年『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞、短編「死神の精度」で第57回日本推理作家協会賞を受賞。08年『ゴールデンスランバー』で、第21回山本周五郎賞、第5回本屋大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 5件/全5件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

1539
今までに読んだ伊坂幸太郎の小説の中では最も荒唐無稽。あるいは、伊坂幸太郎の小説というのは、むしろこうしたものが主流なのか。エンターテインメント小説としては、軽快でありつつ、悪意に操られる通常の人間の限界をも思う。人は誰もが自分の自由意志でと思うものの、多数に操られているのか。実はそうなのだろう。それが伊坂の慧眼であるのかもしれない。また、物語の推進力はなかなかのものだ。なお、大団円は唐突の感がいなめなかったが、『グラスホッパー』を先に読んでいなかった故であろうか。伊坂作品の評価については保留か。2017/07/02

ehirano1

1145
グラスホッパーの続編(しかも約600ページの長編!)ということで否が応でもテンションが上がりました。悪党というかアサシン(元アサシンを含むwww)とサイコパスどもの躍動ぶりに目が行きがちですが、「2種類の悪」がメタとして描写されていたことがとても印象的で、著者の「魔王」や「モダンタイムス」を彷彿させるものがありました。2023/01/07

青乃108号

1015
ハリウッドで映画化、とニュースで知って【この作家の本はもう読まない】と決めたのに読んでみたくなった。何だ。やっぱり面白いじゃないか伊坂幸太郎。新幹線の中に殺し屋がいっぱい。笑える場面も多々あり、登場人物も魅力的。七尾に木村に蜜柑に檸檬に王子。絶対許せない奴が中に1人いたが最後は思わぬ人物に(多分)こらしめられてスッキリ。ただし登場人物が多い小説という制約上、章が変わり人物が交代する度に、全体としてのストーリーの流れ・スピード感が削がれるのが残念。この辺は表現の方法としては映画の方が上手く語れるだろう。2022/09/09

hit4papa

803
個性的な殺し屋たちが繰り広げる群像劇です。「殺し屋シリーズ」として、『グラスホッパー』から時系列としてつながる作品で、『グラスホッパー』のその後の出来事への言及があったり、(生き残った)キャラクターたちが再登場します。あれから、六、七年経過しているという設定です。舞台は東京から宮城行きの新幹線。この閉鎖空間において、殺し屋たちの組んず解れつする様が描かれます。本作品の自分のお気に入りキャラは、他の読者もイチオシするであろう蜜柑。すべからくトーマスと仲間たちから箴言を得るというトンガリ方が、愉しいのです。2020/07/05

ポプラ@むいちゃんとペア画中🌴🌨️

578
グラスホッパーの続編でページ数は多いですが、それでもメチャクチャ読みやすかった。新幹線の中だけが舞台の殺し屋のお話ですが、ある意味密室化してる中での殺し屋連中のやり取りがすごく面白かった。こんなに次々殺し屋が出てきて、どうすんのよ~(笑)って感じでしたが、個性豊かないろんな殺し屋達それぞれ味があって、読んでて、殺し屋なのに憎めないなぁ!って気持ちにさせられる。ストーリーにスピード感あるし、ドキドキ緊迫する場面でもコミカル感あり。とにかく会話が面白く、伏線回収も期待を裏切らない怒涛の気持ちよさがありました。2022/10/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/7276642
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。