出版社内容情報
奥多摩の山荘で美術商・鳥居の刺殺体が発見された。鳥居は詐欺師の春原から時価二億円の仏像を預かったまま失踪中だった。特捜刑事・香月は極秘捜査を開始するが、奥多摩湖に女性の全裸死体が浮かび……。
内容説明
美術商・鳥居の刺殺体が奥多摩で発見される。鳥居は詐欺師・春原から時価2億円の阿弥陀如来像を預かったまま失踪中だった。特捜刑事・香月功は極秘捜査を敢行したが、やがて国立市内で女子銀行員の誘拐事件が発生。だが身代金2億円の受け渡しに失敗してしまう。直後、奥多摩湖に女性の全裸死体が浮かび、さらに富士山麓でも殺人が…。複雑怪奇な連続事件の真相は?絶好調警察小説シリーズ第13弾。
著者等紹介
太田蘭三[オオタランゾウ]
1929年、三重県生まれ。中央大学法学部卒業後、同人誌を経て56年に時代小説でデビュー。78年『殺意の三面峡谷』で山岳推理の新境地を拓く。2012年10月22日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。