出版社内容情報
絵本はあんがい奥深いのだ。
90年代に行われた連続講演会「椎名誠の絵本たんけん隊」。誰もが知る昔話や世代を超えて読み継がれてきた絵本とその周辺をシーナさん独自の着想で語った貴重な講演録。すばらしき絵本の世界へようこそ!
内容説明
こわいもの、生きものたちのすみか、オシッコやウンチ、食べるもの、友だちの話、生きることと死ぬこと、のりもの、水のなかのフシギ、探検と冒険…。絵本にはお話と人生の原点がつまっているのだ!誰もが知る昔話から、世代を超えて読み継がれてきた名作、シーナさんお薦めの良作まで、古今東西の絵本を語り尽くした充実の講演録。かつて子どもだったすべての大人たちへ。かくも味わい深く奥深い、絵本の世界へようこそ。
目次
絵本たんけん隊の出発
どこかにひそむこわいもの―“こわい”はお話の原点
どこにでもすめるよ―石の家、土の家、わらの家の意味
小さなだいじなはこのなか―子どもがいちばん好きなもの
食べる話―おむすびはやっぱりエライ!
ともだちの話、おくりものの話―いろんな動物や虫やモノが出会って
生きているから笑うんだ。生きているから…―一日のうちに、知らないうちに、たくさんの死に出会っている
はしる、とぶ、もぐる―ここよりももっともっと遠く
水のなかのあやしいやつら―よく見えないから気になる連中
たんけん隊は、たいへんだ!―ずんずんすすめときどきやすめ
ページをめくる夢の時間。よろこびの光と影―絵本と映画のあつい関係
ずっと話して、ずっと考えてきたこと―どうしてもいつまでも忘れないのかなあ
絵本たんけん隊の帰還
著者等紹介
椎名誠[シイナマコト]
1944年、東京生まれ。作家。「本の雑誌」前編集長。写真家、映画監督としても活躍。『犬の系譜』で吉川英治文学新人賞を、『アド・バード』で日本SF大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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へくとぱすかる
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