角川新書<br> 結論を言おう、日本人にMBAはいらない

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角川新書
結論を言おう、日本人にMBAはいらない

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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784040821184
  • NDC分類 335.1
  • Cコード C0234

出版社内容情報

「現場力」を訴えたコンサルタントは、なぜビジネススクールを去ったのか?ビジネスで成功する最強の武器と言われるMBA(経営学修士)。2003年度に創設された専門職大学院制度により、法科大学院、会計専門職大学院とともに、日本にビジネススクールが乱立したのをご存じだろうか? 法科大学院の苦境はいまや、広く知られるようになった。

それでは、ビジネススクールはいまどうなっているのか? 2003年から13年間に渡って日本を代表するビジネススクールで教鞭を執り、責任者も務めた著名コンサルタントが、誰もが口をつぐんできたMBAの内実を、本書で赤裸々に明らかにする。

国内MBAは給与アップゼロ、講師陣の大半は現場を知らず、転職・就職でも実はメリットなし……信じられるだろうか? ならば、年収をアップさせ、個の市場価値を高め、組織人としての社内価値を上げ、成功するために必要な真の勉強法とは、何なのか?

経営戦略から現場の力までを知り尽くした著者だからこそ、MBAとは異なる方法論には圧倒的な説得力がある。ステップアップしたい社会人、MBA取得を考えている学生から人材育成に取り組む企業の人事部まで、すべてのビジネスパーソンの指針となる一書。


内容例:毎年5000人も生まれる「なんちゃってMBA」/「専門職大学院制度」創設でビジネススクールが乱立/学生が集まらない――名門校すらほぼ全員入学/海外MBA年収2000万円、国内MBA給与アップゼロ/実質的な恩恵を享受できるのはわずか1%/ビジネススクールの致命的欠陥は「現場」がないこと/教員評価を厳しく行ない、ダメな教員は去れ/国内ビジネススクールなら「ダブルディグリー」が狙い目/なぜ石に噛りついてでも出世すべきなのか/遠藤流・ビジネスで勝ち残るための6つの勉強法/データやロジックよりも「事実」と「構造化」を重視せよ/ビジネスモデルの解析で「構造化」する力を磨く/NLDP――未来のジェネラルマネジャーを育てるプログラム ……ほか

第1章 誰も語らなかったMBAの正体
第2章 なぜ日本企業はMBAを評価しないのか
第3章 カリキュラム、教員、学生……その不完全性に迫る
第4章 有名ビジネススクール責任者としての苦闘
第5章 MBAの代わりにいますぐ勉強すべきこと
第6章 「次世代ビジネスリーダー」はこう育てよ

遠藤 功[エンドウ イサオ]
ローランド・ベルガー日本法人会長。早稲田大学商学部卒業、米国ボストンカレッジ経営学修士(MBA)。三菱電機株式会社、米系戦略コンサルティング会社を経て、現職。2016年3月、13年間教鞭を執った早稲田大学ビジネススクール教授を退任。著書に、『現場力を鍛える』『見える化』『現場論』(いずれも東洋経済新報社)、『新幹線お掃除の天使たち』(あさ出版)などベストセラー多数。

内容説明

ご存じですか?最強の武器と言われたMBAが日本では役に立たないことを。有名ビジネススクールの元責任者が驚きの内実を明かしつつ、真の市場価値の高め方も伝授。社会人、人事担当者、学生まで全日本人必読!

目次

第1章 誰も語らなかったMBAの正体
第2章 なぜ日本企業はMBAを評価しないのか
第3章 カリキュラム、教員、学生…その不完全性に迫る
第4章 有名ビジネススクール責任者としての苦闘
第5章 MBAの代わりにいますぐ勉強すべきこと
第6章 「次世代ビジネスリーダー」はこう育てよ

著者等紹介

遠藤功[エンドウイサオ]
ローランド・ベルガー日本法人会長。早稲田大学商学部卒業、米国ボストンカレッジ経営学修士(MBA)。三菱電機株式会社、米系戦略コンサルティング会社を経て、現職。2016年3月、13年間教鞭を執った早稲田大学ビジネススクール教授を退任。株式会社良品計画社外取締役。ヤマハ発動機株式会社社外監査役。SOMPOホールディングス株式会社社外取締役。日新製鋼株式会社社外取締役。コープさっぽろ有識者理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

5 よういち

93
遠藤功氏の著書5冊目◆成功のためのパスポートと言われるMBAだが、日本の企業に就職する人にはMBAは必要ないと説く。◆これまでの著書からも、著者の考え方はどちらかというと現場に重きを置いている。/日本のMBA取得者は年間5000人。しかし、そこで生まれているのは分析だけが得意な偏った人間ばかりだと。分析で得られるものは過去と現在。未来の絵姿は得られない。/日本の企業は"市場価値"のあるMBA取得者は評価されない。日本の企業で優先されるのは調整能力や人間関係等の"社内価値"である。◆かなり辛辣な内容だった。2020/06/27

あすなろ

83
我が国の企業は、人の市場価値より社内価値を重視する。だから、我が国の企業の殆どはMBAの価値を認めないので必要ない。という衝撃的かつ我が国の大したことない私大のMBAの僕は反感覚える内容からスタート。しかし、展開される論は、納得出来る点多し。知解と体解の指摘。我が国MBAのガラパゴス化。転職がステータスにならぬ風土。ウンウン。但し、僕個人の今迄の人生は、MBAの知識がなくては展開出来ていなかった内容と自負している。何故なら、我が国の大学の教育はほぼ、仕事に生きないと思うからだ。その指摘がない。2017/01/07

きいち

45
ここで日本人に不要と言われているのは学位としてのMBAであって、教育の中身ではない。◇経験と学習の往還の重要性、論文執筆の学習的価値などは100%正しいと思う。でも多くの大学の現場でその教育を見てきた自分としては、それから著者がこの結論を導く過程は矛盾だらけで、全く同意できない。◇身銭を切って働きながら進学する人々を「奇特」と呼ぶのは、フルタイムを理想とし、学位や大学院を特別視しているからだ。◇学位や知識ではなく、学び続ける姿勢と志こそ大学院で得られる一番のもの。それを阻害するこのタイトルは有害だと思う。2017/04/08

mazda

20
海外ではMBAを持つと就職・転職が有利になるので、特に米国、中国では多くの学生が鎬を削っているそうです。学費にかかった費用もすぐに回収できので、みんながんばって当然です。日本では早稲田(WBS)、慶応(KBS)のビジネススクールが有名なようですが、海外に比べるとレベルが高いとは言えないようです。著者いわく、WBS、KBSのように卒業に50単位以上要求し論文を書かせるところならいざ知らず、30単位程度でMBAがとれる「なんちゃってMBA」は、持っていても履歴書に掻いたりするのはやめた方がいいそうです…。2019/01/14

Kent Kaseda

18
タイトルを補足すると、(日本企業に勤める)日本人に(日本の大学の)MBAはいらない、というのが本書の主旨に近い。主な内容は「日本の大学のMBAがいかに役立たずか」と「座学よりも現場で学べ」という二つ。筆者自身がMBAホルダーであり、かつビジネススクールの元教授であるからこそ、逆に説得力がある。2017/10/28

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