内容説明
1924年、アメリカの片田舎の町ニューカム。その外れに立つ幽霊屋敷と呼ばれるウェーザートップ屋敷で最初の惨劇は起きた。二人の少年がまるで喰い殺されたかのようなバラバラ遺体で見つかり、一人の少女が行方不明になったのだ。事件を追う女性記者モーガン、私立探偵アレックス、オカルト研究者ビンセント、霊媒師、そして日本人能力者・草壁健一郎が、その幽霊屋敷で見たものは、恐るべき魔物と異世界の秘密であった―。伝説のRPG小説がついに復活。文庫未収録「ラプラスの魔外伝死のゲーム」を加えた“完全版”がここに登場!
著者等紹介
山本弘[ヤマモトヒロシ]
1956年京都府生まれ。78年「スタンピード!」で第1回奇想天外SF新人賞佳作に入選。87年、「グループSNE」に参加。作家、ゲームデザイナーとしてデビュー。2011年『去年はいい年になるだろう』で第42回星雲賞を受賞。日本SFの気鋭として注目を集める
安田均[ヤスダヒトシ]
1950年兵庫県生まれ。SFの翻訳・評論で活躍した後、87年、クリエイター集団「グループSNE」を設立。日本を代表するゲームを世に送り出す。現在はボード/カードゲームの制作と普及に尽力し、デザイン、執筆などを行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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まつじん
4
初めて読んだけど、なんか懐かしい気がしました。2014/11/02
EOL_st
1
一応初めて読むのに、異常な懐かしさを感じました。 読了後は、面白かったのと、あーこれはとても山本弘だ、という感想です。 続きも買おうかなあ。2014/11/27
j1296118
0
先っぽまでぎっしりと中身の詰まった……2014/11/14
ともっか
0
初めて読むと思ったがこれ大昔に読んでた。懐かしすぎてなんかもう笑ってしまった。幽霊屋敷に異世界、東洋人に名前なき者……今読んでも良い雰囲気。いあ!いあ!2014/10/11
活字スキー
0
懐かしすぎて頭がおかしくなりそうだッッ!!2014/10/02