内容説明
どんぐりには、穴があいているものがあります。大きな穴や小さな穴、なかには入り口が、なにものかにふさがれている穴もあります。いったい、だれが、いつごろ、どんな目的で、これらの穴をあけたのでしょうか?九年前、著者の“なぞ解き”がはじまりました…。ひとつの穴の正体がわかると、また新しい“なぞ”が生まれ、とうとう、一三種類の穴から、一六種類もの虫たちが出現してきました。でも、“なぞ解き”は、まだまだつづきます。小学中級から。
目次
「どんぐり虫」との出会い
どんぐりの穴あけのひみつ、みつけた!
穴の数≠幼虫の数
どんぐりの穴の犯人をさがそう
魔法の部屋に守られて―シギゾウムシの幼虫は長生き
二種類のどんぐりの穴―シギゾウムシの産卵
小さなお母さんの大きな仕事―ハイイロチョッキリの産卵
そんなに食べて大丈夫?―ハイイロチョッキリは大食漢
とびだす蛹―ガのなかま
穴あけは他人にまかせて―寄生バチ
親子同居のマイホーム―キクイムシ
穴あけはできないけれど―虫こぶ
「どんぐりの穴」は、みんなちがう
「どんぐりの穴」からの贈りもの
著者等紹介
高柳芳恵[タカヤナギヨシエ]
1948年生まれ。自宅近くにある、私設ゆりがおか児童図書館でボランティアを始めて、20数年。現在は、公立図書館や小学校などでも、ストーリーテリングや絵本の読み聞かせなどをしている。また、自然観察会に参加したことがきっかけとなり、植物や昆虫の観察や、生態研究に打ち込むようになる。親子対象の草花あそびや自然観察会なども行っている。川崎市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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