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出版社内容情報
5歳で失明、13歳で初めて点字の存在を知った本間一夫が、盲人の自立のために日本点字図書館を創設するまでの感動の記録。 小学校中学年から
内容説明
五歳の冬、突然失明した一夫は、十三歳になって函館盲唖院(現在の北海道函館盲学校)に入学した。そこではじめて出あった「点字」が、一夫の運命を大きく変えていく。日本点字図書館の創設者として、視覚障害者のためにかぎりない力をつくした本間一夫の半生を克明にたどる。
目次
1 カモメの町で生まれた子
2 つらい運命とのたたかい
3 点字との出会い
4 〈盲人図書館〉の誕生
5 あたらしい時代の波
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あつひめ
40
点訳ボランティアとして参加させてもらっているが、その形作りに奔走した先輩方の努力と勇気と根性を改めて心にとめた。目が不自由ということはいつの時代も大変なこと。読みたい本がいつでも読める社会の必要性。私がボランティアとして参加したいと思ったきっかけと同じだ。自分に降りかからないと考えるのではなく、どんな社会でも不自由している方が安心して暮らし、幸福を感じられるようなつながりを持てる世界になればと思う。道具の進化しているので学びたい人が増えたらいいと思う。来年は増毛や東京の点字図書館にも行ってみたい。2022/11/08
ヨッコ
0
童心を思い出す…好きなシリーズだったし、今も教えてくれるものがたくさんある。2012/02/25
ジャズクラ本
0
◎2015/09/01