この世のおわり

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  • サイズ A5判/ページ数 395p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784035404903
  • NDC分類 K963
  • Cコード C8097

内容説明

紀元九九七年、中世ヨーロッパ。吟遊詩人マティウスは、ふうがわりな少年修道士ミシェルと出会う。“この世のおわり”が近いと信じるミシェルは世界を救うため、三つの胸飾りをさがしているという。マティウスは半信半疑ながらも、ともに旅立つことになる。『漂泊の王の伝説』のスペイン人気作家が二十歳で書き上げた、圧巻のデビュー作。バルコ・デ・バポール児童文学賞受賞。小学校高学年から。

著者等紹介

ガルシア,ラウラ・ガジェゴ[ガルシア,ラウラガジェゴ][Garc´ia,Laura Gallego]
1977年、スペインのバレンシアに生まれる。バレンシア大学で学びながら、21歳のとき『この世のおわり』にてバルコ・デ・バポール児童文学賞を受賞し、デビュー。『漂泊の王の伝説』でも、同賞の受賞を果たす

松下直弘[マツシタナオヒロ]
1953年、愛知県に生まれる。上智大学大学院修士課程修了。現在、拓殖大学外国語学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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onion

2
「漂泊の王の伝説」が抜群におもしろかったので。若書きだけど、物語の背景や人物がしっかり書きこまれていて、やっぱりなかなか…生まれながらのストーリーテラーという感じ。2012/05/03

カラヤ3

1
児童文学だが、10世紀ごろの西欧のを舞台に繰り広げられる物語。終末論や人類の悲惨な歴史と希望を描いていて重い主題だったと思う。2020/12/12

clover

1
盛り上がりの割には、物足りなさの残る終わり方。中盤以降、残りページとにらめっこをしながら、果たしてこんなに少ないページで満足のいく終わり方ができるのだろうか…?という不安がそのまま適中してしまった感じ。 もちろん、好みの問題はあるだろうけれど、私としては、前半、中盤、後半のバランスがあまり良いとは思えなかった。2018/11/07

saori

1
さいごに、しゅうどうしミシェルが、しんでしまったのが、かわえそうだった。るしあは、りっぱな、ぎんゆうしじんに、なれたのかなぁ?2013/04/02

ぽて

1
【紀元997年、中世ヨーロッパ。吟遊詩人マティウスは、“この世のおわり”が近いと信じる少年修道士ミシェルと出会う。彼は世界を救うため、三つの胸飾りをさがしているという】 なかなかよくできているお話だった。世界観がしっかりしていて、細部まで手抜きはなかった。個々の登場人物もそれぞれの考え方がしっかりあって、脇役に至るまで納得だった。養父からの迫害に耐え、吟遊詩人になりたい女の子。森に生きる魔女。吟遊詩人組合。陰謀。最後は「あ~、そうきたか」と微妙な読後感だったかな。表紙と邦題がちょっと手に取りづらいかも。2012/05/30

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