偕成社ワンダーランド<br> とび丸竜の案内人―時間をとんだ竜と女の子の冒険

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偕成社ワンダーランド
とび丸竜の案内人―時間をとんだ竜と女の子の冒険

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  • サイズ A5判/ページ数 142p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784035400103
  • NDC分類 K913

内容説明

竜の世界から、失われた〈秋の太陽〉をさがしにやってきたとび丸竜。その案内人に、選ばれた理子は、とび丸竜と力をあわせて、時間と空間をとび、冒険の旅にでる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アナーキー靴下

91
「第33回護国寺読書会 K社のとなり【秋の食欲】」に参加させていただき、ふと思い出したのが本書の「マルメ(マルメロ)の砂糖煮」…ダメと言われたのにこっそり隠しておいてまで食べたいほどの味…「秋の太陽の色」という美しい形容…非常に強い印象が残っている。著者の作品は『霧のむこうのふしぎな町』が好きだが、本書も甲乙つけがたいほど好きだ。いや、つける必要はもちろんないけれど、『霧の…』が面白かった人なら、こちらも面白く読めると思うのでお薦め。ラストはおばあちゃんのセリフに何故か涙が…そして心温まりつつクスッと。2021/10/12

mocha

50
マルメロって食べたことないけど、竜を呼び寄せるくらいいい香りがするらしい。季節はずれのマルメロを食べた理子は、竜と一緒に盗まれた秋の月を探すことになる。時間の流れの違いとか少しわかりづらい、というか都合がよすぎる?気もするけれど柏葉さんらしいロマンチックなファンタジー。「竜王さま」と口にするたびにお辞儀をする様子がとてもかわいい。当の竜王さまのイギリスかぶれもユーモラス。【2024干支本】2024/01/08

深青

24
一番食いしん坊なのは…竜達だと思う。金平糖の星に、パンケーキの月、シロップに浸かった太陽。甘いものが好きなんですね…と思っちゃた。お話は竜の国から盗まれてしまった秋の太陽を探すというもの。タイムトラベルもあったりで、面白かった。竜王ととび丸が可愛らしい。。2015/09/24

Nyah

16
一年前から父方祖母と同居している理子。秋の果物、マルメは秋の間に食べないといけないと言われている。しかし理子は食いしん坊なので、冷凍庫で凍らして残していた。風邪を引いた時に思い出して食べようとしたところ、竜が出現する。竜は、とび丸竜といい、竜の世界から、失われた〈秋の太陽〉を探しにきた。その案内人に、選ばれた理子は、とび丸竜と力をあわせて、時間と空間をとび、誰が盗んだのかを探しに冒険の旅にでる。やっぱりおばあちゃんは‥。「竜」といえばエルマーと竜と思ったけど、こっちの竜の方が初めから気概があります。2020/02/05

あおい

15
【柏葉幸子さん読書会】くいしんぼうの理子は秋以外に食べてはいけないマルメを夏に食べようとして竜を呼び寄せてしまい案内人として秋の太陽を探すことになる。月はパンケーキ、星はコンペイトウなんて美味しそう。冒険の末たどり着いた真実に気難し屋のおばあさんの印象が最後ガラッと変わる。2019/01/09

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