内容説明
赤道直下、周囲1キロの小さな島。自然の恵みとともに生きる人々の笑顔。小学校高学年から一般向き。
著者等紹介
長倉洋海[ナガクラヒロミ]
1952年北海道釧路市生まれ。通信社勤務を経て1980年よりフリーの写真家となる。以降、世界の紛争地を訪れ、戦争の表層ではなく、そこに生きる人間の姿を捉えようと撮影を続けてきた。特にアフガニスタン抵抗運動の指導者マスードやエル・サルバドルの難民キャンプで出会ったヘスースへの長期にわたる取材は、幾多の作品集に結実。2006年にはフランス・ペルピニャンの国際フォト・ジャーナリズム祭に招かれ、「マスード 敗れざる魂」を開催、大きな反響を呼んだ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ヒラP@ehon.gohon
15
地球温暖化でいずれ住むことが出来なくなるかも知れないという島、島そのものが無くなってしまうかも知れないという島に300人の人々が暮らしています。 素朴な暮らしと、ゆったりとした景色の写真を眺めてから、最後にかかれた文章を読んだら、写真からは想像できない島の大変さが浮かび上がって来ました。2019/02/22
けんとまん1007
14
本島から、3ケ月から半年に1度しか船がこないという環境。そして、確実に、海面上昇が感じられる事実。そんな中でも、あるがままの環境を受け入れ、そして、たおやかに暮らしを営む人たちが、そこにいる。もう、ウン十年前になるが、新婚旅行でニュー・カレドニアへ行った時のことを想い出した。そこは、確実に、時間の流が、この国と違っていた。そんな生き方もあるのだと実感した記憶が甦る。人とは何なのか?ということを、考えてしまう。2015/08/13
Maiラピ
9
南の島はやっぱり明るい。2011/08/16
マエバ
4
南の島に暮らす人々の表情は、とても幸せそうでした。明るい日差しと大切な人々、あとは今日のごはんさえあれば、人は幸せになれるのかもしれません。 しかし最後の数ページに、この島の現状が書かれていました。島が少しずつ小さくなっているというのです。。この幸せな島の暮らしが、少しでも長く続くことを願っています。2012/11/29
houraiken
2
モアナみたいな世界。こんなきれいな海で泳ぎたいです。2022/09/11