出版社内容情報
【自然科学/医学】イグ・ノーベル賞受賞の臨床医が、「医療に無駄な金を使うな」「患者が主体となって医療を選ぶべき」という視点で、医療の良くない点をふくめ、本当に信頼できる医者、本当に必要な薬など患者が知らない100の事実を明かす。
内容説明
すべては、死んでから後悔しないため。イグ・ノーベル賞受賞の臨床医が、初めて明かす現代医療の成果と限界。患者側に立った臨床医の告白―患者も家族も知っておきたい「内側から見た事実」。
目次
1章 自分の死にかた、家族の送りかた
2章 現代医療が治せるもの、治せないもの
3章 本当に必要な薬
4章 名医の基準
5章 いい病院、よくない病院
6章 検診・人間ドックは受けるべきか
7章 「常識」を鵜呑みにしない
終章 リスクは自分で判断しなさい
著者等紹介
新見正則[ニイミマサノリ]
1959年、京都府生まれ。移植免疫学のサイエンティストの外科医。帝京大学医学部外科准教授。臨床医としての専門は血管外科。85年、慶應義塾大学医学部卒業。93年より英国オックスフォード大学医学部博士課程にて移植免疫学を学び、98年にDoctor of Philosophy(D.Phil)取得。オペラ「椿姫」をマウスに聴かせることで移植された心臓が拒絶されないという実験にて、2013年イグ・ノーベル賞医学賞を受賞。帝京大学附属病院にて大学病院では日本発となるセカンドオピニオン外来を開設、セカンドオピニオンのパイオニアとしても知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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