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内容説明
おなじみ精神科医・和田秀樹先生が書いた、臨床心理学の入門書。従来のフロイトやユングなどの古典解説ではなく、森田療法や認知療法など、実際に欧米や日本で使われている役に立つ療法をやさしく解説する。
目次
心理学をめぐる誤解を解く―心理学とは何か
心理学の成り立ち
「精神分析」とは何だろう1―フロイト理論
「精神分析」とは何だろう2―フロイト以後
日本発祥の心理療法、「森田療法」とは
知っておきたい心理療法1 認知療法、認知行動療法―もっとも注目されている心理療法
知っておきたい心理療法2 集団療法、家族療法―1対1の枠を超えて
臨床心理学の基本としての心理テスト
臨床心理学をどう学ぶか―カウンセラーを目指す人へ
臨床心理学をどうビジネスに役立てるか
トラウマの時代と臨床心理学
著者等紹介
和田秀樹[ワダヒデキ]
国際医療福祉大学大学院教授。1960年、大阪府生まれ。東京大学医学部卒。精神科医。専門は老年精神医学、精神分析学、集団精神療法学。米国カールメニンガー精神医学校国際フェローなどを経て現職。初監督映画「受験のシンデレラ」で2007年モナコ国際映画祭最優秀作品賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
frosty
5
たぶん、数ヶ月前に読んでいても、半分くらいしか理解できなかった本。臨床心理の専門用語学んだ今だからこそ、理解できるのだろうな、と感じることがたくさんあった。(もちろん、専門用語を知らなくても十分読みやすい本です💦)読みながら、頭の中で、自分の学んだ専門用語や人物名、理論の名称や仕組み、周辺知識を思い浮かべていく。やっぱり、何事も知れば知るほど面白く、さらに知りたくなるんだよな〜と改めて思う、読書体験だった☺️2020/08/11
あさこ
0
私が初めて手に取った心理学関連書籍。精神分析・認知療法の頁が興味深い。読みやすい良書。2014/10/07
arusis
0
母が勉強用に買った本。心理学に少し興味があったので入門書として読んでみました。知識が全くない私でも読みやすかったです。これから勉強しようっていう方にオススメです。2014/10/04
ぴぃろみ
0
半端に精神療法とか自分でやろうとするのはダメだとわかっていても、そういう方面に手が伸びてしまう。この本は、「すらすら読める」と謳っているだけあって、広く浅く。2013/03/22
牧神の午後
0
森田療法まで取り上げてくれているのは嬉しくなるのだけど、全般的に幅広に駆け足で臨床心理学、特にその理論と治療プロセスを紹介するので、記述が浅くなって、なんとなく断片的になるのはやむを得ないところか。「大人の学びなおし」と銘打ちながら、臨床心理士になるには?のような学生向け記述もあったりでちょっとチグハグ感がぬぐい去れない。著者の「役に立ってこその」臨床心理と言う考えには全く同感なんだけど。2012/05/02