原発破局を阻止せよ!

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  • サイズ B6判/ページ数 191p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784023309913
  • NDC分類 543.5
  • Cコード C0030

出版社内容情報

原発分析の第一人者・広瀬隆氏が東日本大震災直後から福島第一原発事故の原因を考察したほか、全国の原発の危険度を測り、「脱原発」を可能にするエネルギー政策の提言まで切り込んだ最新刊!

内容説明

子供の未来奪う体内被曝。学童疎開を急げ!週刊朝日の好評連載を緊急出版。

目次

2010.11.16 四ヶ月前の「予言」改めて警告する東海地震の危機「浜岡原発は止めるべきだ」
2011.3.17 福島原発で本当に起こっていること
2011.3.25 子供の未来奪う体内被曝の危険性
2011.3.30 食物連鎖で濃縮放射能の危険な罠
2011.4.5 放射能ばらまく人災に怒りの声を
2011.4.12 科学的な説明と汚染観測が必要だ
2011.4.19 最悪レベル7に慣れてはいけない
2011.4.26 巨大地震におびえる原発列島―浜岡、六ヶ所村、敦賀…すべてが危険と隣り合わせ
2011.5.10 放射能汚染の学校学童疎開を急げ
2011.5.17 浜岡原発停止から始まる希望の道〔ほか〕

著者等紹介

広瀬隆[ヒロセタカシ]
1943年東京生まれ。早稲田大学理工学部卒。大手メーカーの技術者を経て執筆活動に入る。原子力の危険を訴えるとともに、一貫して反原発の論陣を展開してきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

25
浜岡原発が大事故。 風速2メートルのそよ風でも、 3日くらいで首都圏、中部経済圏、 関西経済圏が大量の放射能で 覆われる(22頁)。 困った事態になる。 未必の故意とは、起こる可能性 が高いと予見できながら、 放置して起った大事故(50頁) と見なせるようだ。 猛毒物を平然と海に流す大罪(58頁~)。 61頁のチェルノブイリ事故の罹患 のデータをみると、 子供が大人になれるのか? という疑問は間違っていないことが わかる。    2014/06/01

どりたま

2
本書は週刊朝日の特集記事20回分を書籍化したもの。前半10回分は今で出版された本と重複する内容だったので、読む必要はないかなと感じたが、後半の10回分には興味深いものもあった。著者の過激な論調は好きには慣れないが、他の著者も同じようなことを言っているのである程度信頼できる情報だと思われる。初め、私はこの著者は自分の都合のいい情報だけを組み合わせて、都合よくまとめただけの本なのかと少し疑ったが、どうやらそうではないようだ。断定調が多すぎるので最初はそう感じた。今でもたまに思うけど…2011/10/03

sly4425

1
 電気の3分の1は原子力でまかなっているというのは大嘘という件は驚きました(実際は24%)。また、ソーラパネルより太陽熱温水器の方が効率が良く費用も段違いに安いという件も驚きです(エネファーム)。2011/10/09

snorio

1
原発の立地の悪さ、恐ろしさ、を改めて痛感しました。政府、東電はこれほどの被害を出したにもかかわらず、その正確な事実を無責任にもを報道せず、隠す体質にはあきれるばかりだ。これから何十年もの間、この災害に苦しめられる人が何十万もでるのかと想像すると恐ろしい。たくさんの人がこの本を読んで実態を知ってほしい。次の被害が起こらぬ前に、ドイツのように、原発を排除すべきだ。国会議員が秋休みで海外視察?で無駄遣いをする暇があるなら、寄付なり、被災地を自分の足で視察すべきだ。(バカな元大臣のような殿様視察はくれぐれもしない2011/10/05

小心

1
放射能総放出量85万テラベクレルという理解不能な数字。現在も放出中。土壌汚染も心配だけど東日本の人の体内被曝ってどうなってるのかしらね。2011/09/08

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