内容説明
あふれかえる情報に惑わされないために。
目次
第1章 ワクチン接種の前に知っておきたいこと
第2章 HPVワクチンとは
第3章 慎重論VS待望論
第4章 子宮頸がんの正体を知る
第5章 検診に行こう
第6章 ワクチンが有効な人、無効な人
第7章 これからの検診とワクチン
著者等紹介
高橋真理子[タカハシマリコ]
朝日新聞編集委員科学医療グループ。朝日新聞科学部記者、論説委員、科学エディターなどを経て現職。朝日ニュースターのトーク番組「科学朝日」に出演中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
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くまこ
5
子宮頸がん予防についての問題意識の共有を訴えている本。答えを性急に求めるべきではない。ヒトパピローマウイルスにはたくさんの型があり、現在のワクチンは16型や18型に対応している。検診と組み合わせることでがん予防効果は高まるが、行政サポートは不十分で問題が多い。新しい4価ワクチンを打つことが、男性にも推奨されているというアメリカのニュースに関心を持った。性差による社会負担は軽減しなければならないのは当然だが、無条件にワクチンを受け入れることは出来ず、慎重な判断が必要。2013/01/25
ねええちゃんvol.2
3
★★★ ガーダシル(4価)サーバリックス(2価)。ウイルスのDNAは入っていない、殻だけの空っぽの淡白質を抗原にしてつくった。副作用:アナフィライシー、ギランバレー、横断性髄膜炎、膵炎、静脈血栓塞栓症など(話題の、体のあちこちが痛む、痙攣、不随意運動、体中にあざができるなどの記載はなかった)娘に接種させるかどうかは、もう少し検討しよう。2013/08/17
ミス レイン
1
巷の情報だけでは曖昧模糊としているので手にとってみた。期待したほどすっきりはしなかったが、原因解明とワクチン開発が最近すぎてまだ調査段階にあるらしいということだけは分かった。接種推奨はCM等でよくみかけるようになったが、ワクチンの副作用や接種したら検診はしなくてもいいということではないことなども一言添えてほしいことだ。男性に原因があることが多いが、費用が女性の方が安いから女性だけ予防に勤める、という現状も今後変わっていってほしい。まだまだこれから、ってことなんでしょうね。2011/11/04
ひまわり
1
娘にワクチン接種するべきかどうか。助成があるからといって無条件に打つ前に情報を。2011/08/19