フェイスブック時代のオープン企業戦略

リー，シャーリーン【著】〈Ｌｉ，Ｃｈａｒｌｅｎｅ〉/村井 章子【訳】

朝日新聞出版（2011/05発売）

• サイズ B6判／ページ数 331p／高さ 20cm
• 商品コード 9784023309296
• NDC分類 336.3
• Cコード C0034

内容説明

これまでの古い企業統治はもう通用しない。リーダーシップ３．０に必要な戦略とは何か？今、全米で最も注目されるＩＴコンサルタントが、ソーシャルネットワーク時代で勝ち抜くためのノウハウをあまさず公開。人選から危機管理まで、企業におけるＳＮＳ活用法を一挙公開。

目次

第１部　コントロールをあきらめる（なぜコントロールをあきらめなければならないか；オープンにするとはどういうことか）
第２部　オープン戦略を立てる（オープンにする目的を考える；オープンネスの費用対効果を測定する；オープンネスをコントロールする；オープン戦略を実行に移す）
第３部　オープン・リーダーシップ（よいオープン・リーダーとは；オープン・リーダーを育てる；上手に失敗する；組織文化を変える）

著者等紹介

リー，シャーリーン［リー，シャーリーン］［Ｌｉ，Ｃｈａｒｌｅｎｅ］
戦略コンサルティング会社アルティメーター・グループの創立者。今日のビジネス界で有力な独立系コンサルタントの一人であり、とりわけ新技術の戦略的活用を得意とする。リーダーシップ、戦略、イノベーション、インタラクティブ・メディア、マーケティングなど、企業の持続的成功に関わる重要分野を網羅している。イノベーションの担い手としても広く認められており、『ファースト・カンパニー』誌の「テクノロジー分野で最も影響力のある女性（２００９年）」「最もクリエーティブな１２人（２００８年）」に選ばれている

村井章子［ムライアキコ］
翻訳者。上智大学文学部卒業（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[tuppo]

古臭いタイトルだなと思ったが本題は「オープンリーダーシップ」でフェイスブック関係なかった。特に第九章の失敗の章が深く印象に残った。失敗した時にこそ読み返したい。オープンにすることで何が嬉しいんだ？という率直な疑問への答えはただ企業が魅力的になる。働きたい会社になる。愛される会社になる。売上とか利益とかじゃなくてそれでいいんじゃないかなと思う。

2022/08/18

[ゆでたまご]

いまの世の中は、多くのものがソーシャル化している。SMMはやって当たり前。でも、何事も同じだけど目的と求める結果を明確にしてからスタートしないと中途半端になって無意味だと思うのです。

2015/04/30

[Phycology]

Unleash fear, let it in.ソーシャルメディアを実務でやっている人よりも、実務でやりたい人が少し保守的な上司や経営者を説得する時に使える本。自生的に成り立っていくコミュニティがいかに良いものを生み出しコスト削減にもつながるのか。非常に面白いです。

2011/05/17

[aya asatani]

備忘録（興味もったきっかけ） 統制がきかない時代のリーダー像–鍵を握る「オープンリーダーシップ」 http://media.looops.net/sai…/2013/…/02/sp_orgtransparency-3/ の、後半「共感の時代のオープンリーダーシップ」という章について、もう少し詳しく知りたいと思って購入 http://www.amazon.co.jp/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%…/…/402330929X

2014/11/07

[cdttdc]

手本を示すことにより信頼を勝ち取り、誤魔化さず、勇気を持って任せる。隠し事が出来ない時代になるとリーダーじゃなくても覚悟が一番重要だと思ってきた。howto本ではないが、P&Gやウォルマート、自動車会社の事例があることで、リアリティが感じられ実践に役立てそう。

2013/01/27