出版社内容情報
薬物事件を起こして有罪判決を受けた酒井法子が、人生初の自叙伝を出版する。事件や薬物、家族や仕事も含め、のりピー誕生から転落までの全軌跡が克明につづられた待望の書。あのとき、あの場所で、彼女は何を思っていたのか。芸能人として突っ走った数奇な半生の中には、しかし、女性や母親としてのありきたりな苦悩が詰まっている。数々の秘蔵写真とともに、日本中が注目した事件とのりピーの「真実」がこの書で初めて明かされる。
内容説明
のりピーの誕生から転落まで、ありのままに語った初の自叙伝。
目次
第１章 逃亡
第２章 転落
第３章 出自
第４章 萌芽
第５章 開花
第６章 家族
第７章 薬物
第８章 再生
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
63
贖罪・・・「刑罰に代わる犠牲や善行によって犯した罪を償うこと」見返しに書かれていた。また最後に、「この本がひとつの贖罪となって、私自身が生まれ変わるきっかけになれば、と心から願っている」とも彼女は書いている。読んだかぎりでは贖罪はどこへやら、出自、苦労話と事の顛末本。別段贖罪してもらわなくてもどうでもいいのだけれどこのタイトルは・・・・。今話題のK氏や、歌手のA氏も同じような本を出すのかな。強い心や、関係者との関係を断つということも今の世の中それほど簡単なものではないのだろうな。2016/02/05
陽色
21
この本は本当に本人が自分の犯した罪に対して、贖罪の気持ちで書いたものなのか信じることができません。きっと自分だけでは書いてないですよね・・・聞こえの良い言い訳のような気がして・・・けれど、彼女が出会う縁に恵まれて助けてもらえる星の下にうまれた幸運の持ち主だということは伝わりました。2013/04/10
くんぴー
14
酒井さんが歩んできた人生、なぜ薬物を使ってしまったのか、使ったらどうなるのか、今どう思っているかなど、赤裸々に書かれている。酒井法子さんのことは知りませんでしたが、自分の罪を認め、前を向いて歩き出している、強い人だと言うことがわかりました。2021/01/22
しーふぉ
13
周りに流されやすい人なんだと思う。周りにはいい人もたくさんいる。間違うことは誰でもある…立ち直って欲しい。2015/07/26
Ｍａｉラピ
11
あの時、失踪なんてしないで素直に出頭していたら・・・もう少しましだったかも。結婚発表でもこんなにマスコミが集まることもこんなにフラッシュをたかれることもなかった・・・ってとこが印象的でした。世間にとっては人の不幸は蜜の味だからね。失敗は償えるもの、息子さんやお母さんのためにも頑張って生きていってほしいと思う。2011/01/12
