出版社内容情報
「ドル本位制」が揺らいでいる。ユーロや他の通貨がドルに取って代わったわけではないが、ドルの一極体制は確実に崩れ始めているのだ。いったい、ドルはどこへ行くのか。ユーロや日本円、人民元はどうなるのか。為替の「無極化」とはいかなるものか。大蔵省国際金融局長、財務官を歴任、為替市場への積極的な介入で「ミスター円」の異名をとった榊原英資が、為替の行方を大胆に占う。
内容説明
ドル本位制が揺らいでいる。ユーロや他の通貨がドルに取って代わったわけではないが、ドルの一極体制は確実に崩れ始めているのだ。いったい、ドルはどこへ行くのか。ユーロや日本円、人民元はどうなるのか。アジア共通通貨は創設できるのか。為替の「無極化」とは―。「ミスター円」が為替の行方を大胆に占う。
目次
序章 崩壊するドル本位制
第1章 アメリカ金融帝国、覇権の終焉
第2章 変貌するヨーロッパ
第3章 日本は孤立する
第4章 成熟化する先進国経済
第5章 新興国の台頭
第6章 ドル・ユーロ・円・人民元はどこへ行くか
第7章 無極化する為替の世界
第8章 戦争と恐慌―移行期には何が起きるか
著者等紹介
榊原英資[サカキバラエイスケ]
1941年、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業。大蔵省入省後、米ミシガン大学で経済学博士号取得。IMFエコノミスト、ハーバード大学客員准教授、大蔵省国際金融局長、同財務官を歴任。「ミスター円」と呼ばれ為替・金融制度改革に尽力。慶應義塾大学教授、早稲田大学教授を経て、青山学院大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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渓流
gabrielpeter
keiトモニ
marurokujp2010
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