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あなたは、なぜ太ってしまうのか?―肥満が世界を滅ぼす!

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  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784023304727
  • NDC分類 493.12
  • Cコード C0036

内容説明

すでにアメリカ、カナダ、ロシアの人口の半数は「肥満」といえる。途上国でも増え続ける「肥満」―。グローバル化した世界では、だれもが知らず知らずに「太る」可能性がある。あなたは、大丈夫か。

目次

序章 世界中で「肥満」は新たな病になっている
1章 あなたの「食習慣」はどうつくられたのか
2章 おいしい「飲み物」に隠されたワナ
3章 「運動」で食べすぎをなかったことにする
4章 「食のグローバル化」が肥満を世界に広げた
5章 「肥満になりたくない」本当の理由
6章 「食品業界」が知られたくない事実
7章 世界を「ダイエット」するためにできること

著者等紹介

ポプキン,バリー[ポプキン,バリー][Popkin,Barry]
ノースカロライナ大学チャペルヒル校栄養学教授、同大学肥満学際研究センター長。1944年生まれ。ウィスコンシン大学で経済学を学び、1973年にコーネル大学より博士号を取得(農業経済学)。40年にわたり栄養にかかわる公共政策や食事と運動のパターンが健康に及ぼす影響を研究。国内はもとより中国、インド、ロシア、メキシコなど世界各国で調査研究に取り組み、その成果はニューヨーク・タイムズやウォールストリート・ジャーナル、タイムなど多数の一般誌紙にも取り上げられている

古賀林幸[コガバヤシサチ]
津田塾大学英文科卒。ボストン大学大学院修士課程修了(米文化史)。中央公論社、米大使館広報局などを経て恵泉女学園大学特任教授。翻訳家としても幅広い分野を手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

バーベナ

2
脂肪の何割かは政府や大企業の利益になっているような気がする・・・。そして、無知は罪という言葉も浮かんだ。自分と家族を守るためには、与えられる情報だけを鵜呑みにしないことだ。2010/11/18

Humbaba

2
現代社会では,人は容易に非常に多くの食物を摂取出来る状態になった.それは飢えをしのぐという観点からすれば非常に素晴らしいことであるが,太り過ぎという懸念が発生した.体に良いものを食べられるように,自分が何を摂取しているのかと言うことを考え直した方が良い.2010/05/11

真澄

1
アメリカ人がなぜ太ってしまうのか等を分析された本です。想像の付くとおり、ジャンクフードや徒歩生活のない運動量が絶対的に足り無い生活。便利な生活がもたらす現実など、日本人にはそこまで必要な情報は少ないです。車通勤で家事もオートメーション化されたような生活なら、多少は参考になるような気がします。いつか日本もそうなってしまうと嫌ですね。2010/11/28

あお☆

1
タイトルに刺激されて手にとりました。この「あなた」は「私」ではなくて「現代社会に生きる人」ですね。確かに食洗機だのルンバだの、家事労働はどんどん楽になり、美味しいものは高カロリー。太らないわけないっつーの。いささか著者の体験から導き出し過ぎな感もありつつ興味深く読了。最後にWiiが出てくるとは思わなかった^^;2010/03/21

千代丸

0
社会の構造上、病的なほどに太っていく人々を書いた問題提起の本です。 未来は改善されていくと、希望的観測で、結ばれている本作。 でもこの本が書かれて六年たちますが、もっと悪い状態になっていると思います。フードデザート(食糧砂漠)なんて言葉もできたくらいですし。 アメリカやメキシコのレポートが中心ですが、日本もそのうち子供の糖尿病が社会問題になったりするのかなと、考えさせられました。2016/05/07

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