内容説明
名だたる大企業の迷走が始まっている。経営戦略の混乱はなぜ起こるのか。企業の生死を分ける要因は一体なんなのか。気鋭の経営コンサルタントが決定的診断を下す。
目次
第1章 サブプライムショックでトヨタは社員をリストラしている場合か(迫り来る「死」の恐怖;販売不振は予測できたか ほか)
第2章 なぜエコでない経済政策が必要なのか(逆風の中の勝ち組、ユニクロ;マクドナルドの同質化戦略 ほか)
第3章 ウォルマート・エフェクトとセブン‐イレブン・エフェクト(もう一つのリーバイス;低価格ブランドは成功した? ほか)
第4章 サービス業に明日はあるか(価格を下げると需要が増えるのは?;映画はもっと安くできる ほか)
第5章 経済が上向くために必要なこと(経済成長がすべてを癒す;小泉改革では「分配」に目をつぶった ほか)
著者等紹介
鈴木貴博[スズキタカヒロ]
百年コンサルティング代表取締役。米国公認会計士。東京大学工学部物理工学科卒。どんなに複雑で難しいビジネス課題も、メカニズムを分解し単純化して説明できる特殊能力者。1986年、ボストンコンサルティンググループ入社。持ち前の分析力と洞察力を武器に企業間の複雑な競争原理を解明する専門家として13年にわたり活躍。伝説のコンサルタントと呼ばれる。ネットイヤーグループ(東証マザーズ上場)の起業に参画後、2003年に独立し、百年コンサルティングを創業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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