会社のデスノート―トヨタ、JAL、ヨーカ堂が、なぜ?

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会社のデスノート―トヨタ、JAL、ヨーカ堂が、なぜ?

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  • サイズ B6判/ページ数 234p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784023304680
  • NDC分類 336.1
  • Cコード C0034

内容説明

名だたる大企業の迷走が始まっている。経営戦略の混乱はなぜ起こるのか。企業の生死を分ける要因は一体なんなのか。気鋭の経営コンサルタントが決定的診断を下す。

目次

第1章 サブプライムショックでトヨタは社員をリストラしている場合か(迫り来る「死」の恐怖;販売不振は予測できたか ほか)
第2章 なぜエコでない経済政策が必要なのか(逆風の中の勝ち組、ユニクロ;マクドナルドの同質化戦略 ほか)
第3章 ウォルマート・エフェクトとセブン‐イレブン・エフェクト(もう一つのリーバイス;低価格ブランドは成功した? ほか)
第4章 サービス業に明日はあるか(価格を下げると需要が増えるのは?;映画はもっと安くできる ほか)
第5章 経済が上向くために必要なこと(経済成長がすべてを癒す;小泉改革では「分配」に目をつぶった ほか)

著者等紹介

鈴木貴博[スズキタカヒロ]
百年コンサルティング代表取締役。米国公認会計士。東京大学工学部物理工学科卒。どんなに複雑で難しいビジネス課題も、メカニズムを分解し単純化して説明できる特殊能力者。1986年、ボストンコンサルティンググループ入社。持ち前の分析力と洞察力を武器に企業間の複雑な競争原理を解明する専門家として13年にわたり活躍。伝説のコンサルタントと呼ばれる。ネットイヤーグループ(東証マザーズ上場)の起業に参画後、2003年に独立し、百年コンサルティングを創業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Willie the Wildcat

27
”弾力性”。⊿p/pと⊿q/qを事例ですっきり描く。出版から5年の歳月。実例が論理を裏付けている気がする・・・。為替を踏まえた海外マネーと共に、全体の±を計る。7-11に”重サービス業”。付加価値から生み出すお金の流れは、昨今の常識。但し、付加価値の”深さ”に変化。一方、「欲望が経済を牽引!」は学術的に正解かもしれないが、感情的にどこか引っかかる論理展開。私が単に貧乏性だからかな・・・。(汗)2014/10/09

hk

18
長短の所得弾性値と価格弾性値という概念をもちいて大手企業の戦略を分析していく。値下げか、値上げか?。人員削減か?現状維持か?。大きな岐路に差し掛かった企業の正答はどちらなのか。経済学に疎いものにも解りやすい解説は好感がもてる。リーマンショックからおよそ1年経過した2009年夏に脱稿された書籍だが、目下においても得るものはある。「ウォルマートエフェクト」「セブンイレブンエフェクト」「貧者に対する割り増し」「高齢に対する割り増し」「重サービス産業への移行と輸出が日本企業の生命線」など示唆に富む内容だ。2018/09/01

Tom Zacky

1
読み物としておもしろい。2011/07/31

Naaja

1
ちゃんと経済学を勉強しようと痛感。2009/12/29

tomy

0
★★★★2013/09/16

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