内容説明
欧米市場の崩壊、BRICsの急降下、製造業の世界的不振…「大量生産・大量消費」という20世紀型成長モデルが、いま、完全に崩壊しつつある、しかし―、“ミスター円”は、断言する。「今こそ日本は誇りをもって、世界に出ていくべき時、日本にとって最大のチャンスが到来している!」。
目次
第1章 深く長い世界同時不況
第2章 二〇世紀型資本主義が終わる
第3章 “モノ”づくりの落日
第4章 グリーン革命
第5章 二一世紀のパラダイムシフト
第6章 先進国経済の成熟化
第7章 日本の構造改革
第8章 必要なのは「日本回帰」
著者等紹介
榊原英資[サカキバラエイスケ]
1941年、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業。大蔵省入省後、米ミシガン大学で経済学博士号取得。IMFエコノミスト、ハーバード大学客員準教授、大蔵省国際金融局長、同財務官を歴任。「ミスター円」と呼ばれ為替・金融制度改革に尽力。慶應義塾大学教授を経て、早稲田大学教授、同インド経済研究所所長。高校生向けの合宿研修会「日本の次世代リーダー養成塾」を定期的に開き、日本の将来を担う人材の育成にもたずさわっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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