内容説明
国民総六歳児の道を歩む日本人への提言。
目次
第1章 ニッポンの教育はどこへ行く
第2章 入試の風景
第3章 ウチダは何を教えているのか
第4章 大学がつぶれてしまう
第5章 どこも大変なことになっている
第6章 神戸女学院大学が生き残る道
第7章 研究者に仲間入りするためには
第8章 日比谷高校、東大全共闘の人々
第9章 一九六六年の日比谷高校生・吉田城と新井啓右の思い出
第10章 文部科学省訪問記(高等教育局私学行政課長杉野剛さんとの対話から)
著者等紹介
内田樹[ウチダタツル]
1950年東京生まれ。都立日比谷高校中退。東京大学文学部仏文科卒。東京都立大学人文科学研究科中退。東京都立大学人文学部助手を経て、神戸女学院大学文学部総合文化学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ぼんくら
14
ブログをまとめたものやいろいろ。内田さんは60年安保の時代の人なんですね。もっと若いのかと思ってました。2007年の出版ですが、2000年からのブログ日記なので少々古いものも。でも学ぶということの本質は変わらないからいろいろ面白かった。日比谷高校時代の友達のことが印象に残った。2013/07/21
gollum
13
おもしろく読んだ。ブログの寄せ集めなので論旨が冗長な感があるのは否めないが。「神戸女学院大学が生き残る道」で展開される大学のダウンサイジング戦略が特に興味深く読めた。ただ、大学の存在意義を就職のための道具や浅薄なキャリア教育にしかおいていない人々には、内田さんの主張は何のことかさっぱりわからないだろう。いちばんおもしろかったエピソードは、女学院ゼミ生たちが〝え?「夜郎自大」の意味がわからない?”話。あわてて、うちの高3生にも次の現代文講座で「夜郎自大」を解説しておく。うちの娘たちもやはり知らなかった(汗2013/12/02
魚京童!
7
http://kuzirappa.blog.fc2.com/blog-entry-1409.html2014/02/01
ophiuchi
4
ブログで読んだ文章が多かった。石原慎太郎を貶した文が秀逸。正論ばかりで右翼から嫌われる理由がよくわかる。2011/02/03
おじ
3
前に読んだ本と内容がダブってしまった。2016/02/22