感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hr
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この世界を把握するためには様々な切り口が存在すると思うが、その中でも「ジェンダー研究」は捨て置けないものになってきていると思う。ジェンダー研究を通して世界を見ると、僕は未来に期待が持てるなあ。人間の考え方の、二元論に陥りがちな所は、ジェンダー研究の存在を知るだけで柔らかく解されていくのではないだろうか。寄稿者達の「わたしのジェンダー体験」が面白い。執筆者に母校の先生が居た。懐かしい。2016/07/28
Takuya Kawahara
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仕事の関係でちょっと思い出したほうがいいかなぁと思い、久しぶりに読み返してみた。2002年4月発行の本なので、結構古い本(ムック)である。 しかしジェンダー(社会的・文化的性差)に関わる問題意識は一向に色褪せておらず、学生の頃の新鮮な気持ちを思い出した。 『東京ラブストーリー』の(赤名)リカと関口さとみ、そして『やまとなでしこ』 の(神野)桜子の話(対比)はやっぱり面白い。 セックス(自然的・生物学的性差)やセクシュアリティ(性的指向?)、ひいてはダイバーシティについて考えるのにも良い本だと思う。2014/06/16
misono
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ムックとはこんなに豪勢なものなのか。上野千鶴子、江原由美子、伊藤公雄にはじまり……と言って、挙げる人と挙げない人を分けるのもアレだが、勢ぞろいみたいな面子で「わかりやすく伝える」をやるわけだからど~なっちゃうのォ!?2021/09/10