出版社内容情報
クルマは電気と人工知能とで自動運転になり、人は運転から解放され居間にいる気分で移動でき、事故もない──そんな未来が目の前まで来ているようだ。アメリカやアジアなどで展開している主導権争いの現状を、自動車会社の対応もふくめたルポ。日本にもチャH ンスはある。
内容説明
ソファに寝そべったまんま、スマホでピッと指示。それで私は好きな場所へ行ける。―そんな物語を想い描いてはみなかっただろうか。自動運転の「レベル5」が実現する2025年からは、世界で年間130万という交通事故死者も減ってきて、高齢者の事故も少なくなる…限りなく明るいミライ。しかし、自動運転研究の最先端に迫って見えてきたものは、「期待」と「現実」の間にある大きな「落差」だった。アメリカ在住ジャーナリストによる自動運転の本当の「実力」。
目次
第1章 熱狂の年の幕開け(自動運転元年の盛り上がり方;デトロイトvs.シリコンバレーの思惑 ほか)
第2章 トラブルに揺れる自動運転(テスラ「オートパイロット」の限界;まだまだ中途半端な装置 ほか)
第3章 複雑な道路を征服する夢(自動運転技術その特殊さ;(1)機械に「レベル3」の免許が交付される日 ほか)
第4章 自動運転をめぐる各国事情そして日本(シンガポールの特殊性;立ち位置確保へ動く諸国 ほか)
著者等紹介
冷泉彰彦[レイゼイアキヒコ]
1959年、東京都生まれ。アメリカ在住のジャーナリスト・作家。東京大学卒、福武書店勤務をへて米コロンビア大学で修士課程を修了。米ラトガース大学講師などの後、プリンストン日本語学校高等部主任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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hatayan
501
源
Yuichiro Komiya
マカロニ マカロン