出版社内容情報
【社会科学/政治】集団的自衛権行使容認の閣議決定で注目された公明党。「押し切られた」との見方が大勢だが、じつは「戦争ができないようにする」一文を盛り込ませたとの見方をする著者が、母体である創価学会の教義と論理から検証する。渾身の緊急出版。
内容説明
公明党が賛成した集団的自衛権。しかしそれは“名ばかり”のものにすぎない。閣議決定を骨抜きにしたのは、創価学会の平和主義だった。「公明党」「創価学会」と聞いた瞬間、思考停止してしまう人が多いが、目を凝らしてよく見てみよう。はたして、その「平和主義」は本物か?組織の論理と「池田大作」の思想に、知の怪物が迫る。
目次
第1章 集団的自衛権容認の真相―公明党は本当に押し切られたのか
第2章 歴史的に見た創価学会、公明党、日蓮正宗
第3章 「池田大作」の思想と行動
第4章 “うさんくささ”と政教分離をめぐる攻防
第5章 創価学会インタナショナル(SGI)と世界宗教
第6章 いまを生きる宗教―一キリスト教徒の視点から
著者等紹介
佐藤優[サトウマサル]
作家、元外務省主任分析官。1960年生まれ。85年同志社大学大学院神学研究科修士課程修了後、外務省入省。在英国、ロシア連邦日本国大使館勤務等を経て、本省国際情報局分析第一課にて主任分析官として対ロシア外交を担う。2002年背任と偽計業務妨害容疑で逮捕。09年最高裁で上告棄却、外務省失職。現在、執筆、講演活動に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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