出版社内容情報
話題のヒッグス粒子や暗黒物質、暗黒エネルギ-から不確定性原理まで、大人気の宇宙物理学者・村山さんが語り尽くした宇宙理論の最前線。朝日新聞の科学記者・編集委員の高橋さんが絶妙なる「なぜ? どうして?」の合いの手を入れ、壮大な宇宙の謎に迫る、読んで楽しい根源的宇宙問答。
内容説明
話題のヒッグス粒子から暗黒物質、暗黒エネルギーまで、いま宇宙は、どこまでわかっているのか。そして、未知なる領域を解き明かす方法とは?壮大なる宇宙の謎に迫る根源的宇宙問答。
目次
序章 地上最大の実験装置(宇宙をさぐる二つの方法)
第1章 ヒッグス粒子に迫る(2012年7月4日;ヒッグスとは何か ほか)
第2章 光より速いニュートリノの顛末(「お化け」のような素粒子;相対性理論とタイムマシン)
第3章 不確定性原理と「科学者の降参」(書き換えられた不等式;世界で一番美しい実験 ほか)
第4章 宇宙は4%しかわかっていない(万物は92個の原子でできている;見えないものが5倍ある ほか)
第5章 宇宙の始まりにたどり着く道(虚時間の真実;宇宙の国勢調査)
著者等紹介
村山斉[ムラヤマヒトシ]
1964年生まれ。86年、東京大学卒業、91年、同大学大学院博士課程修了。専門は素粒子物理学。2000年よりカリフォルニア大学バークレー校教授。07年、文部科学省が世界トップレベルの研究拠点として発足させた東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構(IPMU)機構長。主な研究テーマは超対称性理論、ニュートリノ、初期宇宙、加速器実験の現象論など
高橋真理子[タカハシマリコ]
1979年、東京大学理学部物理学科卒業、朝日新聞入社。論説委員や科学エディターを務め、2011年より編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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