朝日新書<br> 値段から世界が見える!―日本よりこんなに安い国、高い国

電子版価格
¥799
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

朝日新書
値段から世界が見える!―日本よりこんなに安い国、高い国

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 230p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022734761
  • NDC分類 337.82
  • Cコード C0236

出版社内容情報

日本の価値観とはちょっと違う、世界20カ国の様々なモノ・コトの「お値段」を紹介。「そんなものがなぜ高いの?」「これがそんなに安いとは!」という素朴な興味を入り口に、「各国が共通で抱える悩み」や「世界の見えざる姿」を浮き彫りにする。
(主な内容)
第一章 「弱肉強食」か「万人のしあわせ」か
オーストラリア●資源豊富なゆとり大国は「のんびり屋さん」?
スウェーデン●生活水準トップレベルを支える高い税金
イギリス●「揺りかごから墓場まで」は、今は昔のお話?
ドイツ●最低限の暮らしを手厚く保障。食料、音楽、そして旅行も
第二章 「医療費負担」と「社会保障」は世界の大問題
アメリカ合衆国●国民皆保険が待たれる超大国の原点は家族
カナダ●医療費とDV被害者サポート無料! シニアライフも極楽
ウズベキスタン●旬がある、人がいる。古き良き日本的な幸せ
スイス●若年層の低失業率。カギは「デュアルシステム」にあり
第三章 世界不況を生き抜くためには「ポジティブ思考」?
イタリア●国庫、家計は火の車でもどこかマイペース
スペイン●明日できることは今日やるな? 食と人を愛する国
ベルギー●隣国利用と事なかれ主義。それが小国の生きる道?
オランダ●「節約」を極めて文化にした「倹約力」自慢の人たち
第四章 「見栄」と「見栄え」にこだわる理由
韓国●最高の投資は「教育」と「整形」?
ポーランド●きれいなバラにはカネが要る。美人国の身だしなみ
ケニア●髪から靴までオシャレに大金。でも日常品には……
アフガニスタン●見栄か実利か。戦後の混乱を生きるイスラム教国
第五章 「貧富の差」と「二重価格」
アラブ首長国連邦●多国籍の労働者、それぞれの暮らし方
インド●神秘な国の不思議な価格
中国●貧富の差がますます広がるGDP第二位の国
ペルー●格差社会を生き抜く逞しき「インフォーマル」たち

内容説明

日本の価値観とはちょっと違う、世界20カ国の様々なモノやコトの「お値段」をひも解く。ビッグマックや牛乳、トイレットペーパーといった身近なモノから医療費や税金、保険料など、それぞれの国の様々な制度まで、「日本人」の金銭感覚でその中身をじっくり覗いてみると各国の真の姿が赤裸々に見えてくる。同時に、そこには日本の進むべき道へのヒントが隠されている。

目次

第1章 「弱肉強食」か「万人の幸せ」か(オーストラリア―資源豊富なゆとり大国は「のんびり屋さん」?;スウェーデン―生活水準トップレベルを支える高い税金 ほか)
第2章 世界不況を生き抜くためには「ポジティブ思考」?(イタリア―国庫も家計も火の車。でも、どこかマイペース;スペイン―明日できることは今日やるな?食と人を愛する国 ほか)
第3章 「見栄」と「見栄え」にこだわる理由(韓国―最高の投資は「教育」と「整形」?割り切り国家の光と影;ポーランド―きれいなバラにはカネが要る。美人産出国の装い ほか)
第4章 「貧富の差」と「二重価格」(アラブ首長国連邦―多国籍の労働者、それぞれの暮らし方;インド―「二重課金」や「自主的二重価格」。神秘な国の不思議な価格 ほか)
第5章 「医療費負担」と「社会保障」は世界の大問題(カナダ―医療費とDV被害者サポート無料!シニアライフも極楽;ウズベキスタン―旬がある、人がいる。古きよき日本的な幸せ ほか)

著者等紹介

柳沢有紀夫[ヤナギサワユキオ]
1964年生まれ。慶応義塾大学文学部卒。外資系広告代理店で12年間コピーライターとして勤務後、1999年よりオーストラリアのブリスベンに移住。海外在住の日本人ライター集団「海外書き人クラブ」のお世話係(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ごへいもち

21
駆け足で各国の事情が読める2013/10/06

赤星琢哉

17
スペインで美味いメシが食べたい!日本は映画と本が高いね。2013/08/18

柏葉

8
面白かった。とにかく興味深い本であることには間違いなし。お薦め! ビッグマックMセットや新聞等、同じモノの値段を比較しており、興味深かった。書籍も映画も、教養に関するものなのに娯楽とみなされるものは日本だと高いなーw 日本に住んで日本語を浴びていると、外国というものがまったくの射程外となる。政治にしろ経済にしろ、今なら自民党と民主党という狭い国内での争いに終始しているけれど、海外はどうなんだと。もっと目を外へ向けた方がいいのかもしれない。迷惑な隣人でなく、そこに生活する人々のいる国、という意味で。 2013/02/17

kubottar

8
日本の物価は高い!と思う前に他国の値段もチェックしてみると考え方が変わる。2013/01/11

ぼのまり

5
世界20カ国のモノやサービスの値段から、その国のお国柄や情勢を捉えなおした1冊。単純にモノの値段だけを見るだけでなく、税制や社会システム、国民の特性なども合わせてみていかないといけないということを、改めて気づかされた。経済的には決して安定しているとはいえないイタリアやスペインなどラテンの国に魅力を感じてしまうのは何故だろう?2013/08/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/5630287
  • ご注意事項