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朝日新書
就職に強い大学・学部―偏差値・知名度ではわからない

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  • サイズ 新書判/ページ数 204p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022734402
  • NDC分類 377.21
  • Cコード C0237

出版社内容情報

【社会科学/教育】早慶ですら大手金融関係内定者のうち文学部が占める割合は1%。そんな残酷な数字が出るくらい学部差別は大きい。大学全入時代、大学名だけでなく学部、性別まで考慮して就職力を測らねばならない。あらゆるデータを基に最新の就職力を徹底比較!

内容説明

学歴差別は、就活において最大のタブーのひとつ。本音とタテマエが違うことは、誰もがわかっているのに、ふれようとしない。本書は、そこにあえて切り込み、「就職に強い大学・学部とは何か?」の本質に迫る!偏差値や知名度だけで大学を選んで後悔しないために。就活時期を迎えた大学生は、赤裸々な現実を見つめるために。受験生、保護者、就活生、学校関係者も必読の書。

目次

1章 就職氷河期と就職差別の構造
2章 実際、「大学」でどう差別されているのか?
3章 やっぱりある「学部別」の差別の真相
4章 見えにくい「女子」の就職差別を暴く
5章 大学の「就職率」は信じられるのか?
6章 東大秋入学―そして「日本人差別」が始まる

著者等紹介

海老原嗣生[エビハラツグオ]
1964年生まれ。大手メーカーを経て、リクルートエージェント入社。人事制度設計などに携わった後、リクルートワークス研究所へ出向、「Works」編集長に。現在、(株)ニッチモ代表取締役。人事・経営誌「HRmics」の編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

太田青磁

13
学生が就職したのかどうかを精査すると、非正規雇用への一時的就職、資格浪人、活動中の学生が就職希望ではないその他に含まれ母数が大きく操作される現状が赤裸々に語られます。難関大よりも一流企業に入るほうが圧倒的に狭き門だということは、氷河期で骨身にしみている世代ですが、採用側の視点は、基礎学力と常識があり自分たちの企業文化になじめるかと考えているのは当然。学生も大学もやみくもに大企業にエントリーするくらいなら、価値観とあう優良な中小企業を探せというのは適切なアドバイス。東大秋入学は取ってつけたようで消化不良。2013/03/24

かめぴ

7
読んでおいて損はないな、と思った次第。数値のからくりとか、よく聞くもんなぁ。下位の大学ほど金融系でカバーする・・なるほど。目から鱗だった。ソルジャーなのね。納得。した部分があった。だからねぇ。と頷く。2014/10/19

たか

5
日本では新卒採用時に学歴フィルターは存在する。 特に人気企業に就職希望者が集中するため、全ての学生を相手にできないからだ。 確かに優秀な大学卒の人は、社会で活躍している人は多い。 しかし、企業に入るまでは学歴は重要だが、入ってからは、その人の努力と実力がものをいう。 当たり前のことだな。2016/02/22

てながあしなが

2
ほぼ既刊本の内容なので、飛ばし読み。金融系の求人が多いのは、離職率が高いからではなく、販売会社(支店)勤務も総合職で賄うから。日本の大学は数字やデータを恣意的に操作して広告に載せているが、それってどうなの。大学案内本ではないので、タイトルで誤解なさらぬよう。2017/04/30

Reading

1
10年近く前に出版された書籍ですが、新卒の就職活動に参考になる情報が紹介されています。 文学部が就職に不利なのかといった噂や、男女別の差別があるのかといったことなど、様々な就職活動に関する実情を統計データを用いながら考察していきます。 2021/06/09

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