内容説明
「幸せって、いったいどこにあるの?」「生きる力はどこから湧いてくるの?」千日回峰行を二度満行した稀代の行者と天才脳科学者が、私たちの心や人生について、語りおろしました。幸せに生きるって、じつはこんなにシンプルなことだった!今ちょっぴり元気をなくしているあなたに、たくさんの気づきをくれる一冊を送ります。
目次
第1章 生きる力ってなんですか―千日回峰行の力
第2章 縁ってなんですか―セレンディピティを生かすには
第3章 人はなぜ生きるんですか―生きる道はどうすれば見つかるか
第4章 心はどこにあるのですか―歩くことと、息をすること
第5章 仏が見えるのはどんなときですか―天才と魔境のあいだ
第6章 幸せってなんですか―選べる自由があるから幸せ、ではない
著者等紹介
酒井雄哉[サカイユウサイ]
比叡山飯室谷不動堂長寿院住職。1926年、大阪府生まれ。太平洋戦争時、予科練へ志願し特攻隊基地・鹿屋で終戦。戦後職を転々とするがうまくいかず、縁あって小寺文頴師に師事し、40歳で得度。約7年かけて約4万キロを歩く荒行「千日回峰行」を80年、87年の2度満行。その後も国内や世界各地を巡礼している
茂木健一郎[モギケンイチロウ]
脳科学者。1962年、東京都生まれ。東京大学理学部、同法学部卒、同大学大学院理学系研究科物理学研究課程修了。理学博士。ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー、東京工業大学大学院連携教授。クオリアをキーワードに脳と心の関係を研究し、文芸評論、美術評論など幅広く活躍している。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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