朝日新書
本と映画と「70年」を語ろう

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  • サイズ 新書判/ページ数 253p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022732101
  • NDC分類 304
  • Cコード C0231

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kokada_jnet

43
この組み合せは大ヒットで、異常に面白い対談。鈴木邦男先生のほうが、対談を熱望していたようだが。ふだん、政治的なことをまったく語らない川本三郎に、ごく自然な感じで、政治的な話をさせているのが、可笑しい。「絶対に美智子様が天皇になることはありえない?」と、質問しているが、どんな質問なんだよ。天皇制を扱った、危険な外国映画を公開する場合、配給会社は必ず鈴木邦男の推薦をもらうという、エピソードも面白かった。2021/04/24

KAZOO

4
同じ年代の新右翼と左がかった二人の対談集です。当時の思い出などが中心となっているのですが、私の時代の代弁者でもあります。特に山本義隆全共闘議長がその後沈黙を守りとおしたことを言っておりますが、まさにその通りです。テレビなどに出てきたり、マスコミなどに出てきたりしないのは誰かさんとは異なって本当に偉いと感じました。2013/10/06

厩戸皇子そっくりおじさん・寺

3
生き続ける事が大切だと思う川本さんに共感。2011/08/18

オールド・ボリシェビク

2
鈴木邦夫さんも亡くなってしまわれた。がちがちの右翼というわけではなく、晩年は社会活動家として現在の状況にコミットしてきたようだが。川本三郎氏は1944年、鈴木さんは1943年とほぼ同い年ゆえ、安保や学生運動への理解の仕方に共通するところがあるのがよくわかった。右翼はとにかく、言論場の場を生かせない、言論で戦わずにテロに走るのは卑怯だという鈴木さんの声にもっと耳を傾けるべきだろう。2024/02/25

midnightbluesky

2
意気軒昂フルスロットルの鈴木邦男に対し、記者時代のトラウマから逃れられぬ様子の川本三郎はずっと彼岸を歩きっぱなしで、対話がかみ合っていなかったりする。ただし異色の取り合わせなので、意外性においてはアリ。2008/05/18

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