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朝日新書
バカにならない読書術

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  • サイズ 新書判/ページ数 245p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022731722
  • NDC分類 019
  • Cコード C0295

出版社内容情報

専門が解剖学の養老さん、生物学や進化論が得意の池田さん、そしてノンフィクション作家の吉岡さん。それぞれ独自の読書論をもつ3人が、「本の森に逃げ込め」をテーマに自らの愛読書を縦横無尽に論じた。「米国がわかる本」「ミステリーと言えば」「唸る写真集」などなど、14のテーマについて、126点を取り上げた。前半では、養老さんが、独自の読書論を縦横無尽に展開している。いままでにない、画期的読書術。この本で、あなたの本の読み方が変わる。

内容説明

読書とは、脳を使った、運動だ!バカにならないためには、読書で、脳を揺さぶれ!養老読書術の神髄がここに登場。後半は、博覧強記の三粋人が、初めて、自らの愛読書と書の接し方を、明かした。この本で、あなたの読書術が、ひっくり返る。

目次

第1部 「養老流」本の読み方(「読み聞かせ」と子どもの脳;「読書脳」の仕組み;「唯我独尊」としての読書;「バカの壁」越える読書)
第2部 鼎談 バカにならないための本選び(米国がわかる本;価値観変える本;科学を楽しむ本;ミステリーと言えば;鴎外vs.漱石;勝手にノーベル文学賞;旅行記を手に…;京都でマンガ三昧;伝記は女が書く;太宰と安吾;居酒屋で哲学を;「時代小説」万歳;意外な詩人は…;唸る写真集…)

著者等紹介

養老孟司[ヨウロウタケシ]
1937年生まれ。東大名誉教授。専門は解剖学

池田清彦[イケダキヨヒコ]
1947年生まれ。早稲田大教授。専門は生物学

吉岡忍[ヨシオカシノブ]
1948年生まれ。作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やすらぎ🍀

137
私は本を読み始めてまだ三年目…。それまでの人生、十冊も読んでいません。あるとき芽生えた読書の感覚。思えば、人と深く接したい私は人との関係性に満足できず、答えが見つからず、苦しんでいました。混乱の世界が訪れる前に、読書の価値、純粋さに気づき、私は救われました。本は私の命です。本を開けばそこに出会いがあり、その想いを受け、深く考察し、感動します。全ての本には心があります。著者が紹介している、私の行き着かないレベルの沢山の本に憧れながら、私の目の前にある一冊の本を大切に読み進めます。自己の成長をお待ちください。2019/07/27

KAZOO

130
私はこの本の題名もあまり好きにはなれません。まあ「バカの壁」という本が売れていたので、このような題名にしたのでしょうが。養老先生、池田先生、吉岡さんという大御所がそれぞれの分野で三冊筒の本を推薦して、座談をしているということです。もう少し先生方のじっくりした内容紹介があってもよかったと感じるのですが、発表メディアと座談ということで仕方ないのでしょうね。2015/12/10

抹茶モナカ

38
第1部で養老氏の「読書と脳の働きについて」のエッセイ的な小論文。第2部で養老氏、池田氏、吉岡氏の鼎談。作家の吉岡氏は不思議に感じないけれど、学者の養老氏と池田氏の読書量が物凄くて、ビックリしてしまう。自分の研究する分野以外でも読書されるのだな、学者って。漫画も、ミステリーも御三方ともフォローしていて、時間の使い方とかが効率的で頭も柔らかいのかな、と思った。憧れる。2014/07/10

ユウユウ

31
いわゆる「読書術」「速読法」みたいな内容ではない。 前半は養老孟司さん的読書の捉え方や向き合い方についての記述。脳の解剖学的視点からの分析、ハッとさせられる部分も多く、納得しきり。 そして後半はそれぞれのオススメ本を語り合う対談。池田清彦さんの発言にはつい笑ってしまった。池田清彦さんファンにオススメ。2020/05/19

さきん

26
海外の文学賞レベルの小説は中々知る機会がない中で、本書は質と量において上質のガイド本となっている。10年くらい前よりも今再読してみて、知っている本が増えていることも実感できて成長を感じれた。本は最初の10冊が一つのヤマ。そこからそれなりの世界観を確立するのに100冊くらい読書していく必要あり。2023/01/07

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