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朝日文庫
大日本オサカナ株式会社

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  • サイズ 文庫判/ページ数 366p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022646477
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

人気エッセイスト同士の食欲と人生をめぐる軽妙かつ含蓄ある「面白泣き」対談。「カツ丼は垂直に食べる」「ラーメン残量スープ水深二センチ問題」「脳が目覚める時」「魚介月旦」等打ち合わせなしのリアルな真剣勝負。オリジナルの特別対談「大日本ドンブリ株式会社」付き。

目次

僕らはカレーライスの中の肉が、ただひとつの肉だった
ラーメン残量スープ水深二センチ問題
タンメンは野菜の甲子園だった(特別参加・沢野ひとし)
リポビタンDと絶壁の問題
正しいションベン、明るいウンコ
人生の午後、或いはカツ丼と神様について
魚介月旦
地球は串焼きで結ばれる
ハンペンの悦び、チクワブの哀しみ
深夜の徘徊活字中毒者〔ほか〕

著者等紹介

東海林さだお[ショウジサダオ]
1937年東京都生まれ。漫画家、エッセイスト。早稲田大学露文科中退。70年文藝春秋漫画賞、95年『ブタの丸かじり』で講談社エッセイ賞、97年菊池寛賞受賞。2000年紫綬褒章受章。01年『アサッテ君』で日本漫画家協会賞大賞受賞。11年旭日小綬章受章

椎名誠[シイナマコト]
1944年東京都生まれ。作家、エッセイスト。「本の雑誌」編集長。『アド・バード』で日本SF大賞受賞、『犬の系譜』で吉川英治文学新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

64
最初から最後まで東海林さだお氏と椎名誠氏による対談集。くだらない話が延々と続くといえばそうだがお二人とも観察力と想像力、構成力とてもすごいと思う。それと喩え話が秀逸!「魚介月旦」という章では人間の会社組織を魚介に見立ててゆく。ヒラメが相談役でマグロは回遊するので英語が堪能な専務だとかカニは手が多くてソロバンをはじくのが早そうだから経理など。「深夜の徘徊活字中毒者」には本屋の店先でバニーガールがいたらどうかとか、やっぱり馬鹿馬鹿しい話がほとんどだがやっぱり私は好きだ。^^2016/09/08

ドナルド@灯れ松明の火

16
椎名さん・東海林さんの対談集。はっきり言ってどうでもいいことを熱く語っているのが好ましい。オサカナ株式会社の役職選びなんか意外に的を射る意見だった。改題されて3冊目というのが、いかにこの対談が支持されているかの表れだろう。2018/06/17

mawaji

4
世の中にいろんな対談集があろうかと思いますが、やはり極めつけはこの二人に尽きるでしょう。何やら軽薄なエッセイとかも書き連ねている二人ですが、私はそれらからムツカシイ言葉や熟語などたくさん覚えたのだ。今回はタイトルにもなっている「月旦」で、他の対談を含めた中でも「魚介月旦」は珠玉の出来ではなかろうか。電車の中で読んだりすると吹き出しっぱなしになってしまうのでとてもキケンなのだ。二人の対談を目の当たりにできる「柴口一座」の座長は役職とはいえ羨まし過ぎですが、今後も「裏を知る女」として裏話を漏出させて頂きたい。2012/12/02

sawa

4
★★★★☆ 文春文庫で出てた『シーナとショージの発奮暴食対談』を改題したものなので既読の方は要注意。一番古いものは1981年。未だに続いているそうで、未収録の対談をまとめた新刊が楽しみ。語り下ろしの「大日本ドンブリ株式会社」を収録。ショージさんの「イケメンだとモテるじゃん。ダメだよ。モテる人は許さん!」が嬉しい(笑)2012/01/13

mari

3
この二人は本当にいいコンビ。いつまでもこの調子で対談を続けて欲しいもんです^^2012/11/18

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