朝日文庫
海人と天皇―日本とは何か〈中〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 362p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784022646217
  • NDC分類 210.3
  • Cコード C0195

出版社内容情報

〈上〉

〈下〉

内容説明

聖武天皇の母である宮子は「海人の娘」だという伝承が、今も紀州に残っている。しかも、その養父は藤原不比等であるという。歴史の転換期に、不比等の姿が見え隠れするのは、単なる偶然か?彼の妄執は権力のみならず、天皇家に血の繋がりをも求め始める―。

目次

第9章 藤原宮子=「海人の娘」の伝承
第10章 道成寺の考古学的調査
第11章 美術史からみた道成寺の木彫仏
第12章 藤原宮子―史実と伝承
第13章 魂を鎮める寺
第14章 聖武天皇―母の出自
第15章 光明皇后―もう一人の“女帝”

著者等紹介

梅原猛[ウメハラタケシ]
1925年宮城県生まれ。京都大学文学部哲学科卒。立命館大学教授、京都市立芸術大学学長、国際日本文化研究センター顧問。日本ペンクラブ会長も務めた。仏教伝道文化賞、NHK放送文化賞などを受賞。文化勲章受章。著書に、『隠された十字架 法隆寺論』(毎日出版文化賞)、『水底の歌』(大佛次郎賞)、『ヤマトタケル』(大谷竹次郎賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Jimmy

0
女帝論爆走中。2012/03/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4031996
  • ご注意事項