朝日文庫
悪人―シナリオ版

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  • サイズ 文庫判/ページ数 221p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022645623
  • NDC分類 912.7
  • Cコード C0174

内容説明

映画『悪人』のシナリオを、吉田修一自らが李相日監督と共同執筆。原作の手触りを忠実に再現しつつ、もう一つの『悪人』として全く新しい感動が待ち受ける。その衝撃のクライマックスとは?巻末に吉田・李・プロデューサーが、シナリオができるまでを語った座談会を収録。

目次

悪人―シナリオ版
座談会 原作の肌ざわりを残す贅沢な映画(吉田修一;李相日;仁平知世;川村元気)

著者等紹介

吉田修一[ヨシダシュウイチ]
1968年長崎県生まれ。97年「最後の息子」で第84回文學界新人賞を受賞し、デビュー。2002年『パレード』で第15回山本周五郎賞、「パーク・ライフ」で第127回芥川賞、07年『悪人』で第34回大佛次郎賞、第61回毎日出版文化賞を受賞

李相日[リサンイル]
1974年新潟県生まれ。大学卒業後、日本映画学校に入学し映画を学ぶ。2000年、卒業制作作品『青~chong~』で、ぴあフィルムフェスティバルのグランプリ他4部門を受賞し、デビュー。03年『BORDER LINE』で新藤兼人賞、06年『フラガール』で日本アカデミー賞最優秀作品賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ラムネ

2
誰もが閉塞感を抱え、生きているんだな。 それを打ち破るのは、結局自分だけなんだと思う。2018/08/15

あいくん

2
☆☆☆☆吉田修一さんの小説「悪人」は、福岡県、佐賀県、長崎県が舞台です。小説を読んだあと、2010年に公開された映画をみました。小説も映画もとても良かったです。これはその映画のシナリオです。ちょうどテレビでこの映画を見る機会がありましたので読みました。吉田修一さんも参加した座談会が収録されています。これに川村元気さんも参加しています。川村元気さんはこの映画のプロデューサーです。長編小説を映画にする場合、かなり削らなくてはいけないという苦労話は納得です。2015/01/11

冴子

1
表紙に惹かれて、単行本で読了だったけど、文庫を買って再読。2012/02/05

ひま

1
映画を見終わって再読。映像ではさらにカットされていたんだなー。映画も良かった。見終わった後の余韻がすごいです。2010/09/12

ひま

1
シナリオ部分はさらっと、対談をじっくり読む。面白かった。映画も楽しみ!2010/08/08

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